知っておかなきゃ恥ずかしい?デザイナーでも使うIT・WEB業界用語

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ITやWEB業界は急速に発達し、生活の中でもなくてはならない存在になりました。
この業界に身を置いてデザインの仕事をする人口も、市場の発展と共に増えています。そんなIT・WEB業界で仕事をする上で必要なのは、技術はもちろんのこと、もう1つなくてはならないスキルがあります。
それは“業界用語”(ビジネス用語)の習得です。IT・WEB業界は専門的な仕事であり、かつフィールドが広いので、それ相当な専門用語が存在します。また、この業界は最新技術やトレンドが常に入れ替わるので、業界用語もそれに伴って、どんどん新しいものが増えていきます。なのでそういった用語を理解しながら使っていくことが仕事をスムーズにこなしていく中で、必要不可欠になってくるとおもいます。
そこで今回は、IT・WEB業界で使われる基本的な業界用語をご紹介したいと思います。
編集・執筆 /YAMADA, AYUPY GOTO

●クリエイターでもIT用語の理解は必須!よく使われる基礎用語

会話に入り込んでくるビジネス用語

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クリエイターがIT・WEBの仕事をしていく上で、覚えていたら使える用語をピックアップしていきたいと思います。
まずは、通常のビジネスの現場でも使われることがある用語からご紹介します。クリエイターとして仕事をしていても、違った職種の人と関わる機会は多いかと思います。その際に、飛び出してくるかもしれない業界用語を聞き返すことなくサッと対応できたら、スムーズかつクールですね。

・リスケ
リ・スケジュール の略。スケジュールを組み直す際に使用する。延期をする際に使われることが多い。
ex 「あの会議はリスケになりました」

・ブレスト
ブレインストーミング(brainstorming)の略。ブレインストーミングとは、グループによるにアイデア発想法の1つで、会議の参加メンバー各自が自由奔放にアイデアを出し合い、互いの発想の異質さを利用して、多数のアイデアを生み出そうという集団思考法・発想法のこと。
ex 「コンセプト案をブレストで出してみよう」

・マター
matter 物質、成分などの意味を持つ英単語。○○の仕事という意味合いで使われる。名前の後につけて使うことが多い。
ex 「これは山田マターだから」

・ローンチ
ローンチとは、新しい商品やサービスを世に送り出すこと。「立ち上げ」「公開」「開始」「発進」などの意味合いを持つ。 ローンチという表現は、WebサイトやWebアプリケーションを新たに公開する場合などで用いられている場合が多い。リリースと同じような意味合い。
ex 「◯◯サービス、ローンチしました」

・B to B , B to C
Business to Business 企業から企業へ、Business to Customer 企業から顧客へ という意味で使われる。
★B to Bについて詳しくは→BtoBって何?|仕事百科

・リバイズ
リバイズ(revise)とは、改訂・修正するという意味で使われる。
ex 「さっきのバグ、リバイズしました」

・アジェンダ
会議における検討課題、議題、議事日程。(公的機関の)スケジュール、行動計画、日程表を意味する。
ex 「今月のアジェンダです」

WEB制作系用語

・ワイヤーフレーム
ワイヤーフレームとは、ウェブページの「レイアウト」のこと。色や細かい装飾といったデザイン面のことは考えず、何をどこに配置するのか構成を決めるための枠組み。

・アクセシビリティ
アクセシビリティ(英: accessibility)とは、近づきやすさやアクセスのしやすさのことであり、利用しやすさ、交通の便などの意味を含む。WEB上でのアクセシビリティは、だれでも見やすい、アクセスしやすい仕様になっていることであり、身体が不自由な方であっても観覧、理解しやすいものを指している。

・サイトマップ
サイト内のページ構造を図にしたもの。サイトマップを作っておくことによってWEBページ作成時にどのような作りになっているのか確認しながら作業を進めることができる。

・レスポンシブデザイン
レスポンシブデザインとは、Webデザインの手法の一つで、様々な種類の機器や画面サイズに単一のファイルで対応すること。パソコンからみてもスマートフォンからみても、サイズにあったデザインが表示されるしくみ。
デザインや機能面での自由度は下がるが、1つのファイルで全デバイスへの対応が可能なのでそれぞれに合ったファイルを用意する必要がない。

・コミット
コミット(commit)とは、約束する、委ねるといった意味だが、IT用語として使うときにはトランザクション(データベースにおける一連の更新処理)が全て正常に完結したという宣言のことに。
また、ビジネス用語としては強く約束するという意味合いで使われたりするので、シーンによって意味合いが変わってくることがある。

・CMS
CMSとは、Webコンテンツを構成するテキストや画像、レイアウト情報などを一元的に保存・管理し、サイトを構築したり編集したりするソフトウェアのこと。 広義には、(Webサイトに限らず)デジタルコンテンツの管理を行うシステムの総称。

・セグメント
セグメントとは、分割、部分などの意味を持つ英単語。大規模な通信ネットワークを構成する個々のネットワーク、コンピュータのメインメモリ上で一度にアクセスできる連続した領域、マーケティングにおける消費者を属性で分類した同質集団、企業の決算書における事業区分、などの意味で使われる。

・ECサイト
通販、ネットショッピングサイトの通称。

・HTTP
Hypertext Transfer Protocol(ハイパーテキスト・トランスファー・プロトコル、略称 HTTP)とは、HTMLなどのコンテンツの送受信に用いられる通信プロトコル。 主としてWorld Wide Web(www)において、WebブラウザとWebサーバとの間での転送に用いられる。

・ファーストビュー
ファーストビューとは、Webページにアクセスした際に、スクロールせずに見えるブラウザの画面範囲のこと。重要なボタンやページメニューなどが開いたときのファーストビューにあることで閲覧者の離脱率を下げることができる。

・マークアップ
人間語が認識出来ない機械でも文書の構造が認識出来るように、文書の各要素に目印を与えていくこと。

・プロトコル
手順、手続き、外交儀礼、議定書、協定などの意味を持つ英単語。通信におけるプロトコルとは、複数の主体が滞りなく信号やデータ、情報を相互に伝送できるよう、あらかじめ決められた約束事や手順の集合のこと。

専門的なWEB・プログラミング系用語

・HTML
耳にしたことのある方も多いはず。HyperText Markup Language(ハイパーテキスト マークアップ ランゲージ)の略。ウェブ上の文書を記述するためのマークアップ言語で、文章の中に記述することでさまざまな機能を記述設定することができる。

・CSS
CSS(Cascading Style Sheets、カスケーディング・スタイル・シート)とは、ウェブページのスタイルを指定するための言語。 ワープロソフトなどで作成される文書も含めて、文書のスタイルを指定する技術全般をスタイルシートという。
 
 ★スタイルシート (英語: style sheet) とは、構造化文書などにおける表示形式を制御するしくみ。見栄えと構造を分離するという目的で提唱された。HTML、XML、SGMLといったマークアップ文書や、オフィスソフトにおいて広く使用されている。

・JavaScript
WEB上でインタラクティブな表現をする為に開発された、オブジェクト指向のスクリプト言語(簡易プログラミング言語)。HTML内にプログラムを埋め込むことで、Webページに様々な機能を付加できる(Webブラウザの動作を定義できる)為、HTMLやCSSでは表現できないユーザーの動きに応じたものを作ることができる。

・jQuery
jQuery(ジェイクエリー)は、ウェブブラウザ用のJavaScriptコードをより容易に記述できるようにするために設計された軽量なJavaScriptライブラリ。

・WordPress
WordPress(ワードプレス)は、オープンソースのブログソフトウェア。 PHPで開発されており、データベース管理システムとしてMySQLを利用している(後述のプラグインよりSQLiteでの使用も可能)。 単なるブログではなくCMSとしてもしばしば利用されている。
 
 ∟ オープンソース
ソースコード(ソフトウェアの基盤となるプログラム)を無償で公開して、誰でも自由に改良・再配布できるソフトウェアのこと。

UI / UX

・UI
ユーザーインターフェイス(User Interface)の略。Interfaceとは「接点、接触面」という意味で、UIはユーザーと製品・サービスの接触面を指すので、「ユーザーの目に触れる部分使用する部分」はすべてUIとみなすことができる。

・UX
ユーザーエクスペリエンス(User Experience)の略。Experienceとは「体験、経験」を意味し、UXとは「ユーザーが製品・サービスを通じて得られる体験」を指す。

★UIUXの違いについて詳しい記事はこちら!→「UI/UXの「UX」って何?|仕事百科

フロントエンドとバックエンド

簡単に違いを表すと、ユーザーなどと直接やり取りをする要素のことをフロントエンド、フロントエンドの入力データや指示をもとに、処理を行って結果を出力したり、記録媒体に保存したりする処理をバックエンドという。

★フロントエンドエンジニアとは?
Web系サービスにおいては、HTMLやCSS、JavaScript、画像ファイルなどを組み合わせてWebページを記述するエンジニアのこと。
広い意味で「Webデザイナー」と称することもあるが、デザインとコーディングは別の作業・別のスキルであり、区別するために名称が変わっていった。
webデザイナーのデザインしたものをフロントエンドエンジニアが構築し、動かしたり音を鳴らしたりする効果的要素を担う。
一方バックエンドエンジニアは、更にプログラムの本質、データベースやサーバーシステムなどの基盤となる部分の構築を行う。

●知っておくと使えるかもしれないちょっと上級な用語

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かなり専門的になってきますが、知っておくと使える用語ではないかと思います。
実際に仕事を進めて行く上で身に入っていくような単語でもあると思いますが、読み方だけでも事前に知っておくと、更に記憶しやすくなるのではないでしょうか。ほんの一部ですがご紹介します。

さらに深い、WEBシステム系

・XML
XMLとは、文書やデータの意味や構造を記述するためのマークアップ言語の一つ。
マークアップ言語とは、「タグ」と呼ばれる特定の文字列で地の文に情報の意味や構造、装飾などを埋め込んでいく言語のことで、XMLはユーザが独自のタグを指定できることから、マークアップ言語を作成するためのメタ言語とも言われる。

・IA
IA(Information Architecture)情報アーキテクチャはより伝えるべき情報を整理、定義し、ユーザビリティの改善等を促すための表現技術である。インターフェース、インタラクティブデザインの上位工程であり、企画からビジュアルデザインまでの最初の工程となる。

・パララックス
パララックス(parallax)、直訳すると「視差」という意味。 WEBデザインにおけるパララックスは、スクロールといった動作に応じて、複数のレイヤー(層)にある視覚要素を異なるスピードで動かすことで視差を生み出し、立体感・奥行きを演出する手法のことを指す。

・SEO
SEOとは、”Search Engine Optimization” の略であり、検索エンジン最適化を意味する言葉。 検索結果でWebサイトがより多く露出されるために行う一連の取り組みのことを指す。

・SVG
Scalable Vector Graphics(スケーラブル・ベクター・グラフィックス、SVG)は、XMLベースの、2次元ベクターイメージ用の画像形式の1つ。 アニメーションやユーザインタラクションもサポートしている。

●さいごに

今回ご紹介させて頂いた業界用語はごくわずかで、今もなお新しい用語が増え続けています。
IT・WEb業界に身を置いたとき、時代の流れについていくにはこういった専門用語を常日頃から習得する姿勢が大切であり、勉強の道は続きますが、知識豊かなクリエイターとして活躍するためには技量だけでなく、こういった努力も必要だと感じます。

(2017.2.3)
Yamada Miyu

著者紹介

山田実優Yamada Miyu

武蔵野美術大学でグラフィックデザインやパッケージデザイン、ブランディングデザインを主に勉強しています。 舞台鑑賞や洋服巡りが好きです。
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