身だしなみも大事なビジネススキル!好印象なヘア・メイク

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就職活動では、学生に「一般常識を備えた社会人らしい身だしなみ」が求められます。しかし、学生生活で自由に楽しんできた髪型やメイクを突然変えてしまうことに、違和感を感じてしまう方もいらっしゃるのではないかと思います。
今回は、「そもそも社会人らしい身だしなみとは何か」という視点から、就職活動の髪型とメイクについて考えます。
編集・執筆 / YOSHIKO INOUE, AYUPY GOTO

◯”社会人らしい身だしなみ”とは?

就職活動では「社会人らしい」という言葉をよく耳にするのではないでしょうか。
見た目においての「社会人らしさ」とは、「一緒に仕事をしたくなるような見た目」と考えて良いようです。どんな職種でも、一緒に仕事をする相手がいます。その相手に好印象を与える身だしなみでいることは、大事なビジネススキルといえます。そのため、就活生には「相手に好印象を与える身だしなみをしようとする姿勢」が求められているのです。
就活生の「社会人らしい身だしなみ」では、清潔感と爽やかさに加えて若さ、フレッシュさを押し出すことができます。では、具体的にはどんな髪型やメイクが「社会人らしい」とされるかご紹介していきたいと思います。

●髪型編

【男性】爽やかな短髪でフレッシュさをアピール!ワックスの量には注意

・ナチュラルな髪色
・眉毛が出ている前髪
・襟足は襟にかからない長さ
・ワックスは適量

真面目で爽やかな印象を与えられるよう、前髪は短く切り、前にかかってしまう場合は横に流すようにしましょう。襟足は、襟にかからない長さにします。自分からは見えませんが、面接官側からは退出の際などに見えやすい部分なので、要注意です。また、ワックスを使ってツヤを出すと清潔感が出て好印象です。つけすぎてガチガチに固めてしまうと印象が悪くなり逆効果なので、適量にしましょう。不安な場合は、周りの社会人に相談してみることをおすすめします。
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【女性】お辞儀をした時に崩れない髪型を。前髪は特に大事!

・ナチュラルな髪色
・眉毛が出ている前髪
・顔がはっきり見えるまとめ髪
・枝毛など傷んでない毛先

女性の髪型は、お辞儀をした時に崩れないようにセットします。前髪は、眉毛が見えるよう横に流しましょう。おでこが見えると顔が明るく見えるので、いわゆる「パッツン前髪」より印象が良いようです。前髪が眉より短い場合も、横に流してセットするようにします。前髪を留めるヘアピンは正面からは見えない方が良いため、スプレーで留めたり目立ちにくい留め方をしましょう。
ロングヘアの場合、ハーフアップやポニーテールでまとめ髪をしましょう。ポニーテールの高さは耳のあたりが理想的です。

<髪にツヤを出して好印象に!お家でできるオイルのヘアケア方法>

傷んだ髪の毛は、寝癖やボサボサヘアーの原因になります。就活で好印象を残すために、自宅で簡単にできるヘアケアの方法をご紹介します。ぜひ活用してみてください。

①髪がもつれないようゆっくりブラッシングする
②オイルを頭皮全体に塗り、頭皮に馴染ませるようにマッサージする

※オイルは椿オイルなど、ドラックストアなどで簡単に手に入るもので構いません。
③シャンプーでやさしく洗い、オイルと一緒によく流す
④トリートメントは手ぐしでよくなじませる
⑤洗髪後はすぐタオルドライをし、ドライヤーをあててしっかり乾かしましょう

●メイク編

健康的で清潔感のあるメイクを。明るい印象を与えたい!

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・顔色が良く見えるファンデーション
・眉はやや太め
・アイメイクはブラウン系で、ナチュラルな印象に
・チークはほんのりピンク色
・血色感のあるリップ

就職活動ではナチュラルメイクが1番良いと評価され、ノーメイクはふさわしくありません。明るい印象のメイクをすることで、学生の一番のウリである「フレッシュさ」や「若さ」を伝える手助けとなります。コンシーラーでクマやくすみは隠し、ファンデーションは顔色が良く見える明るいものを使いましょう。チークやリップには血色感のある薄いピンクを使うと、健康的で好印象なようです。
また、面接前に化粧室で汗や皮脂などのテカリを押さえられるよう、会社を訪問するときには簡単なメイク直しの道具を持参しましょう。

注:ナチュラルすぎ・派手すぎはNG!
・薄すぎる眉毛
・カラーコンタクト
・派手すぎるつけまつげ
・太すぎるアイライン
・濃いチーク、リップ

以上のようなメイクは、悪印象を与えてしまいます。特に眉毛は、髪色に合わせてやや暗めにしましょう。明るい髪色から黒染めした方は、普段使っているものからワントーン落としたもので良いかもしれません。

◯これはOK?就活ヘアメイクに関する素朴な疑問

Q1.茶髪にしていたらダメですか?

A.茶髪にしていたら絶対に落とされるとは言い切れませんが、好印象を与えることもできません。実際に働き始めてからは明るい髪色でも注意されない職場も多いですが、就職活動においては黒髪であることが暗黙の了解になっています。

Q2.つけまつげをつけたいです!

A.ナチュラルなものであれば大丈夫な場合もあります。メイクは相手に好印象を与えられると同時に、選考に臨む自分に自信をつける後押しにもなります。ナチュラルメイク仕様のつけまつげであれば、気づかれない可能性もあります。しかし、不自然かどうか自分ではなかなか判断できないものなので、周りの人に見てもらうようにしましょう。

Q3.坊主/スキンヘッドなのですが…

A.残念ながら、日本のビジネスシーンでは好まれないことが多いです。業種や職種によりますが、特にサービス業や営業職では、坊主やスキンヘッドは印象が良くないようです。それ以外の場合も、顔つきによっては怖い印象を持たれがちなので、避けた方が無難です。

Q4.くせ毛が悩みです。縮毛矯正すべき?

A.くせ毛でも、清潔感のあるセットに仕上げることは可能です。縮毛矯正が必須とは言えません。選考で大事なのは清潔感です。短くカットしたり、くせ毛をいかした清潔感のあるセットを工夫することができれば、縮毛矯正をかける必要はないと考えられます。

Q5.香り付きのワックスを使っても大丈夫?

A.無香料が理想的です。香りがある場合は、控えめを心がけましょう。ワックスなど整髪料を使うこと自体はNGではありません。身だしなみを整える程度の量を使うよう心がけ、なるべく無香料を選びましょう。

◯最後に…選考に見た目はどれほど影響している?

選考では、話す内容や持っているスキル、成長性など学生の中身を重視されます。しかし同じスキルを持っている二人の学生がいた場合、より好印象な方が採用されると考えられます。「印象」とは、生まれつきの見た目のことではありません。その人の人柄や内面からにじみ出るものと、話し方や表情からなるものです。話し方や表情は誰でも身に付けることができ、表情は髪型やメイクで補うことができます。
採用担当の方に「社会人として一緒に働きたい」と思ってもらえるよう、髪型やメイクにも気を使ってみましょう。

(2016.1.25)

著者

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井上佳子

はたらくビビビット編集長。 株式会社ビビビットの社員です。ポートフォリオづくりに役立つ情報発信を目指します。 Twitter

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