本当にやりたいことはなんだろう?就活前の自己分析のススメ

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早いもので2017年も折り返し時点となりました!2018年卒の学生は就職、進学、作家活動など各々の進路も決まりつつありますね。最近就職活動を終えた私(Mayu Osaragi)ですが、卒業がまだ先の学生でも「自己分析」をしておくことで、たくさんの利点があることを実感しました。いざ、進路を決めなくてはいけない時に「本当に自分がやりたいこと」について理解していないと前に進めないからです。そこで、今回は早めに自己分析をしておくことの利点と自己分析の方法をご紹介します。
編集・執筆 /OSARAGI, AYUPY GOTO

目次

  • 1.なぜ、今自己分析をするのか
  • 2.早めに自己分析をする3つの利点
  • 3.早速自己分析をしてみよう!
  • 4.最後に
  • なぜ、今自己分析をするのか

    自己分析とは「自分を知る大切な機会」です。自己分析をする理由は3つあると思います。

    ・過去から未来まで見つめ直す
    ・これからどんなことを実現したいのかがわかる
    ・自分の足らないところを知ることができる

    自己分析を行う中で、わかっているつもりでも実際はわかっていなかった自身の価値観や興味の傾向について知ることができます

     
    学校のこと、対人関係、趣味のことなど、毎日色々な情報が行き交い、冷静に自分と向き合う機会はそうありません。
     
    では、進路を考える前に自己分析をする必要があるのは何故なのでしょうか。
    その理由も3つあります!
     

    早めに自己分析をする3つの利点

    ①卒業年はとにかく忙しい

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    クリエイティブ系の大学や専門学校の卒業年は意外と忙しいものです。卒業制作に向けて週に何度かゼミがあり、卒業制作のテーマを決めていかなくてはいけません。また、企業の新卒採用選考は卒業年の3月から始まります。*1しかし、この規定よりも早く、インターンなどを通して早く選考を進めている企業があります。
     
    そして、極め付けはクリエイター就活は準備するものがたくさんあるということです。例えば、ポートフォリオや実技試験、筆記試験の勉強、エントリーシートなど、卒業年の前の冬からやることが増えていきます。就活を考えている学生にとっては死活問題です。
     
    *1……日本経済団体連合会は広報活動開始を3月1日以降、選考活動開始を6月1日以降と規定しています。

     
    就活が本格化してくる前に自己分析を終わらせておかないと、志望業界への入社は愚か、就職さえも厳しくなってきてしまいます。加えて、進学を考えている人にとっても卒業制作が忙しい時期と大学院の入学試験が重なってくるので、細やかなスケジューリングが必要です。

     

    ②各業界の就活スケジュールが様々だから

    仮に「就職をしよう」と考えた時に、自己分析が遅くなると就活も出遅れてしまう危険があります。企業によって採用スケジュールはバラバラであり、どの企業も思ったよりも早く選考が始まっていることが多いです。また、幅広い業界を見渡すと、各企業の採用スケジュールは1年近くもずれが生じています。つまり、選考時期が早い企業もあれば、遅い企業もあるということです。特にIT企業や電機メーカー、広告代理店などは選考が始まるのが早く、自己分析が遅くなると見逃してしまう可能性があります。
     
    自己分析が遅くなってしまったのが原因で可能性を狭めてしまうのは非常にもったいないことです。幅広い選択肢の中で将来を選べた方がお得ですよね!

     

    ③やる気が早い段階でアップ!

    自己分析を始めるタイミングが早ければ早いほど、「自分はこれから何をしていきたいのか」ということが明確になり、行動に移せる時間が長くなります。「私って何がやりたいんだろう」と思うことは誰でもある悩みでしょう。しかし、そんな悩みも自分の過去から今を見直していけば、本当の「自分」を知ることができ、どんな力を伸ばしていきたいのかが明確になるはずです。
     
    学生の時間は限られたものです。
    残された時間を有効に活用をして、スキルアップしていきましょう。
     

    【自己分析を怠ると卒業後も困る!?】仕事のミスマッチ
    自分が好きな職業を選んで入社したものの、実際に働いてみると「違うかも」と思ってしまうことがあります。「好き」だから「適職」とは限らないのです。よって、そんなことがないようにしっかりと自己分析をすることが必要です。

     

    早速自己分析をしてみよう!

    実際に筆者(Mayu Osaragi)が実践した方法を伝授いたします!大学が発行している「就職ガイドブック」を参考に自己分析をしていました。皆さんの参考になれば幸いです。
     

    現在と過去の自分を整理しよう

    まず、自分が生まれてから今に至るまでのライフイベントを書き出していってみましょう。紙と鉛筆を用意してください。下記の「自分への質問」を紙に書き出します。(4歳くらい〜現在まで)

    ▼自己分析のやり方の例
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    【自分への質問】
    ●長所、短所
    ●得意、不得意なこと
    ●趣味や関心があること
    ●生活の行動指針
    ●影響を受けたモノ
    ●心に残っている出来事
    ●部活動・サークルの経験で得たこと
    ●アルバイトの経験で得たこと
    ●打ち込んだことの経験で得たこと
    ●成功体験から得たこと
    ●失敗・挫折体験から得たこと

    今までの経験から、「どんな時に嬉しいと思うのか」「どんなことに弱いのか」など、自分を客観的に見ることができ、これからの進路を考えていきやすくなります。
     

    自分のセールスポイント

    次に自分のセールスポイントについて考えてみましょう。

    【自分への質問】
    ●他人より優れていると思うこと
    ●なぜそう思うのか、理由やそうなったきっかけやエピソード
    ●家族・先輩・友人からどのように言われるか

    少し照れくさいですが、自分はこれができる!ということを自覚しておくことで自信になり、さらに成長しようと思えます。一方で「他人からの評価」も知り、多角的に自分を見つめ直していきましょう。
     
    就職活動をする際には自分のセールスポイントをアピールする場面が多々あるので、やっておいて損はないでしょう。
     

    自分の将来像を想像する

    最後に、実際自分はこれからどうしていきたいのかについて考えます。

    【自分への質問】
    ●学生と社会人の違い
    ●自分にとって就職とは?
    ●なぜ働くのか?
    ●どんな仕事はしたくないか
    ●自分のセールスポイントはどのように活かせるか?
    ●就職するにあたって重視すること
    ●5年後、10年後にはどんな自分になりたいか?

    やりたいこと、できることを見つけることはもちろんですが、「これは譲れない!」という絶対条件を決めておく必要があります。なぜかというと、仮にやりたい仕事に就けたとしても、会社の風土、制度が合わなかったということになり兼ねないからです。例えば「休日はしっかり取れるところに就きたい」など、外すことができない明確な基準を持っておきましょう。
     

    最後に

    自己分析の方法に決まりはありません。しかし、多くの人が分析方法でつまずき、後回しにしがちです。卒業年には思いがけない予定や制作どんどん発生し、自己分析をする時間が取れなくなってしまう可能性があります。そうなる前に、自分の今までの出来事や、自己セールスポイント、将来像を整理しておき、自分が進みたい道に向かって早めにスタートを切れるようにしましょう。自己分析を行うことは決してマイナスにはなりません。就職活動だけでなく、今後の長い人生において「どうしていこうか」という想像を膨らませることもできます。皆さんも是非、この機会に「自分」について知ってみましょう。
     
    【もっと自己分析方法について知りたい方はこちら】

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    (2017.7.19)
    Mayu Osaragi

    著者紹介

    大佛茉由Mayu Osaragi

    武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科所属。インタラクションデザインを勉強中です。最近の趣味はレトロゲームをすることとトイデジで写真を撮ること。
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