アイデア出しにはもう困らない!制作をする上でのイメージを掴むためのアイデア発想法

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課題を進める時、作品を作る時、アイデア出しに困った経験はありませんか?どんな場面においても、考える力は必要になってきます。アイデアを膨らませるためのいろんな発想法を知っておくと、今後の活動で大変有利です。今回はデザインをする上で大切な要素の一つである、アイデア出しの方法についてご紹介したいと思います。
編集・執筆 /SHIGEMATSU, AYUPY GOTO

課題・作品制作で一番大切にしたいアイデア出し

課題・作品制作で良いアイデアが浮かばず、手を動かしながら「そのうち何か思いつくだろう……」と、あまり深く考えずに制作を進めている人はいませんか?アイデアを生み出すプロセスを知っていると、制作をする上で明確な最終目標を定めることができます。限られた時間の中でアイデア出しに使える時間はごくわずかですが、この時間をどれだけ有効的に使えるかで、作業の時間が多く確保できたり、モチベーションも大幅に変わってくると思います。実際に仕事をする際は、アイデアがたくさんある方が当然有利になりますし、アイデア出しの段階で躓かないようにしなければいけません。そのためにも早い段階からアイデア出しの方法を身につけておく必要があります。
 

発想力を膨らませるためには?

では、発想力を膨らませるためには何が大切になってくるのでしょうか。実際の制作を例に、詳しく考えていきましょう。

制作するものをイメージできるか

まずは、どういった物を作るのか決める必要があります。課題でテーマが定められている場合もありますが、自由に制作していいと言われた時、あなたはどうしますか?即座にいろいろなアイデアを出すことができるかどうかが、活躍できる人とできない人の大きな分かれ道になります。制作の際に躓かないためにも、自分の好きなこと、興味のあることを調べたりして、身近なところから制作に活かせそうな要素を考えるといいと思います。

より多くの資料を集める

資料集めは制作を進める際に欠かせない作業です。作ろうとしているものに近いものを元にイメージを膨らませます。本やインターネットなど、集める方法はどんな形でも構いません。普段からいろんなところで資料を集めていると、いざ必要になった時に役立ちます。集めたものを要素別にまとめてみたりすると新たな発見があるかもしれません。とにかく資料集めの段階で大切なのは、質より量になってきます。なので、たくさん調べることを習慣づけておくと、将来仕事をする際にもきっと役立ちます。

最終目標を定める

最終目標を定めることで、どれぐらいのペースで作業を進めたらいいのかスケジュールを立て、作業効率をはかることができます。課題や仕事の場合、期日が決められていると思いますが、提出期限までに仕上げるためのスケジュール管理をしっかり行わなければ、どんなに良いものが作れても意味がありません。アイデア出しを入念に行い、到達地点を固めることで最終的なビジョンが見えてくると思います。

アイデアを生み出すヒント

イメージを膨らませるヒントになる、アイデア出しの方法をいくつかご紹介します。

「ワイヤーフレーム」を使ってイメージを書き出していく

ワイヤフレーム

「ワイヤーフレーム」は、主にWEBサイトを作る際に使われる方法です。色や細かいデザインなどの要素をまず書き出してみることで、大まかなデザインを設計することができます。最初にラフを書き、実際に入れたい画像や文章を組み込むことで、作ろうとしているものの最終的なイメージを掴むことができます。紙に書いて、何度も入れたい要素を当てはめて入れ替えることができるのでオススメです。ワイヤーフレームを作るサイトもあるので、活用するのも一つの手です。

 

Pinterestで画像を参考に考えていく

ピンタレスト

「Pinterest(ピンタレスト)」は、世界中のアイデアが集まった、かっこいい画像をたくさん見ることができるサービスです。気になる画像はピンして保存でき、フォルダに名前をつけて分けることができるのでとても便利です。ピンしたものから色やデザインの作りや傾向を読み取れば、制作する上でヒントになるかもしれません。過去に制作した作品を振り返ってみると、似たような作品ばかりだ……という人は、他のデザインやプロダクトを見て、インスピレーションを受けるのも良いかもしれませんね。

 

「マンダラート」でキーワードから広げていく

マンダラード
「マンダラート」は、9つのマスを使って要素を書き出していく、デザイナーの今泉浩晃さんが開発したアイデア方法です。よくビジネスの場や目標設定としても使われており、シンプルかつ分かりやすい構造でできているので簡単に明確に必要なキーワードを拾うことができます。決まり事としては、全てのマスを必ず埋めることです。真ん中のマスに書かれたものから連想するキーワードを1枚目のシートに書き込んだら、2枚目のものは、1枚目で真ん中以外に書き込んだキーワードをもとに作成していきます。このようにして、1つのキーワードから無限に発想を広げられるのが特徴です。

 

「ロジックツリー」で要素を細かく分類していく

ロジックツリー

「ロジックツリー」は要素を細かく分類し、問題となる部分を分かりやすく知ることができることから、ビジネスの場でもよく使われている方法です。この方法には、原因追求型と問題解決型、要素分解型の3パターンがあり、テーマに沿って使い分ける必要があります。テーマから要素を洗い出していく時に、同じ要素を入れないようにしなければいけないのが注意点です。左のテーマとなる部分が抽象的、右になるにつれてだんだんと具体的になっていくので、分かりやすく考えていくことができます。

 

「ブレインストーミング」を利用して意見をまとめて考えていく

ブレインストーミング

「ブレインストーミング」はアイデアを出し合い、その意見の中から似た要素をピックアップして考えを深めていく方法です。ポイントとしては、より多くの意見を出し合うことです。なので、大人数で行うとより良い意見を集めることができます。学校などの授業でも取り入れられているので、一度は経験したことのある人もいるのではないでしょうか。付箋などを使って意見を出し合った後に、要素別に分けてまとめたものからそれぞれの繋がりや関係性を考えることができます。

 

●最後に

今回ご紹介したのはほんの一部の方法です。自分に合ったアイデアの出し方を見つけておくと、制作を進める際に少し有利になるかもしれません。制作に行き詰まってしまった時は、今回の記事を思い出してもらえると嬉しいです。アイデア出しの方法を上手く活用して、より良い作品が作れることを願っています。
 

(2016.12.14)
ShigematsuFumika

著者紹介

重松芙史香ShigematsuFumika

女子美術大学デザイン・工芸学科のヴィジュアルデザイン専攻に所属しています。かわいい小物や雑貨を集めるのが趣味です♬
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