非公開:手に取る場面からプレイフィールまでをイメージできる工夫、お見せします。熱意が伝わる大手ゲーム会社内定ポートフォリオ

ゲームUIデザイナーとして内定を得た林原さんのポートフォリオは、どのページも遊び心が溢れていてついページをめくってしまいます。作品の世界観に引き込むサムネイルやキャッチーな見出し、テキスト情報よりも制作物を多めに掲載する構成など、飽きずに読み進められる工夫がいたる所に散りばめられています。
作品のまとめ方や魅力の伝え方をぜひ参考にしましょう!
編集・執筆 / AYAKA SHIMOYAMA , YOSHIKO INOUE

ここを見て!ポートフォリオの注目ポイント

■キャラクターからUI、パッケージまで。プレイするまでの一連のイメージを伝える構成

編集部:ポートフォリオ制作において、採用担当者に向けて自分が何をやりたいかをアピールすることはとても重要です。林原さんのポートフォリオの冒頭作品では、ゲームのキャラクターからUI、操作方法、ロゴ、パッケージデザインまでを工夫した点を交えて詳細に説明されています。ユーザーがゲームを手に取る場面からプレイするところまでがイメージしやすく、読み手(企業の採用担当者)にも「林原さんはゲーム制作に携わりたいんだな、好きなんだな」ということが具体的に伝わってきます。


▼スマホゲームとの操作方法の違いを考慮した画面設計

▼キャラクターやUIにとどまらず、ロゴやパッケージの展開までを制作

 

PROFILE

 

林原 涼子 さん

女子美術大学 アートデザイン表現学科 メディア表現領域(2022年現在学部4年生)
2023年4月からゲーム会社に就職予定

 

PICK UP!ポートフォリオのこだわり

第一印象重視!自然と目を引く自己紹介ページ

林原さん:普通に自己紹介するのは面白くないと思って、学生証という身近なものから着想を得て作りました。自己紹介ページを開いた瞬間、自然とカードに記載された情報に目がいくのではないでしょうか。第一印象を大事にしたかったので、遊び心溢れるデザインにしています。

各作品の1ページ目をテンプレート化 見やすく仕上げる

林原さん:どの作品も、1枚目は同じ構成にして統一感を大事にしました。ノートに付箋を貼るのと同じ要領で、ポートフォリオでも作品の冒頭ページには大きくタイトルを置き、キャッチコピーを添えて仕上げることで、「ここから先がどの作品を紹介しているページなのか」が見る人にわかりやすいよう工夫しました。

ポートフォリオ一問一答

●このポートフォリオを提出した業界

(スマホゲーム、コンシューマゲーム問わず)ゲーム業界

●コンセプト

私はこういう人間です!というのがひと目でわかるように

●ポートフォリオの構成

  • 表紙(自己紹介)
  • 自己紹介
  • 目次
  • 一番見せたかったUI作品
  • その他のUI作品
  • イラスト
  • コンペ受賞作品
  • 仕事で制作した作品
  • インターン制作物
  • 裏表紙

●制作時期

大学2年生の8月頃

●制作プロセス

(1)作品をピックアップ
(2)画像と文字をIllustratorで仮組み
(3)志望する業界・職種で順番を組み直す
(4)書くことをまとめて、見出しや図でメリハリを付けていく
(5)Illustratorでデータ制作
(6)最終確認をして終了

▼ポートフォリオの後半にはUI以外のグラフィック作品も

●サイズ / ページ数

A4サイズ/45ページ

●ポートフォリオ制作に使ったソフト

Illustrator、Photoshop

●印刷 / 製本方法

なし(データ提出のみ)

●制作にかかった費用

なし

●制作するうえで参考にしたもの

ポートフォリオ百科、キャリア支援室に置いてある先輩のポートフォリオ、知り合いに見せたときの反応、インターンシップ先の社員さんからの意見

●ポートフォリオを使ったプレゼンで工夫したこと

魅せたいものは詳しく、メリハリを付けて紹介

●制作中にもらったアドバイス

林原さん:インターン先の社員の方から「ページをグレイスケールにした時、色味が潰れていないか確認してみた方がいい。」とご指摘をいただいて、試してみると色が潰れている箇所が多く見つかったので修正しました。他には誤字脱字や、カーニングが不足してる箇所などを直しました。細かいところではありますが大事なところです。

●表紙をつくるときに工夫した点

林原さん:最初はイラストにしていたのですが、社員さんに見せた際に「イラストがやりたいのかと思った」と 言われたのがきっかけで考え直すようになりました。 私はフォントおばけと呼ばれるほどフォントが大好きなので、表紙に自分の情報をさまざまなフォントで綴って1枚の表紙にしました。初めて見る人にはインパクトが大きいようで、大変好評でした。

●ViViViTページと紙ポートフォリオの使い分け

林原さん:ViViViT上で「話したいボタン」を押されてマッチングした企業の方と、選考に進む前にカジュアル面談をする機会がありました。その際、自分が普段どういったものを制作しているかを見てもらうために利用していました。

●これからポートフォリオを制作する人へのアドバイス

林原さん:早いうちから作っておいて損はないです。たくさん人に見せてたくさん意見をもらってブラッシュアップした自分だけのポートフォリオを作ってください!応援しています!

 

編集部:どのページをめくってもワクワクする、作品の魅力を最大限に活かしたポートフォリオですね!
林原さん、ありがとうございました!

 

林原さんも使った!ViViViTでポートフォリオをつくってみる

(2022.11.25)
Ayaka Shimoyama

著者紹介

下山絢香Ayaka Shimoyama

株式会社ビビビットの社員です。 大学時代に学んだサービスデザインやUXデザインの知識を活かし、 地域や学校に関係なく、すべてのクリエイターが納得のできる居場所を 見つけられる世界を目指してViViViTの広報活動に取り組んでいます。
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