ポートフォリオ百科|IT企業 ディレクター職(インターン編)

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今回紹介させていただくポートフォリオは、現在ディレクター(はたらくビビビット編集長)として働く後藤が、大学3年生の春にインターン面接のために制作したポートフォリオです。ウェブサービス・広告事業をおこなっているIT・ウェブ企業にエントリーしていたため、ポートフォリオはあえて紙に印刷せず、ウェブサービスをつかってポートフォリオを制作しています。ウェブを活用したポートフォリオには、一体どのようなメリットがあるのかご紹介させていただきたいと思います。編集・執筆 / AYUPY GOTO

後藤 あゆみごとう あゆみ

Director

TSUKURUUU PLUS(ツクループラス)フリーランスディレクター。
「“ツクル”を仕事にしたい未来の子供たちのために」をテーマに、クリエイター支援事業を展開。
学生クリエイターのためのキャリア教育メディアの編集運営、アートシェアリングサービスのバイヤー・セールス、商業施設のコーディネート、クリエイター向けのイベント企画運営、デザイナーのカルチャーづくりなどをおこなう。学生時代は、面白法人カヤック、株式会社iichi、株式会社MUGENUPでのインターンを経験しました。

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PICKUP!

まずは、気に入りのポートフォリオページをご紹介します!

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(1)見開き2・3ページ
雑誌に、広告ページやアートギャラリーページが掲載されているように、ポートフォリオにもゆったり眺める“休憩”してもらえるようなページがあったほうが、リズムが良く見てもらえそうだと思いつくりました。また、私自身もグラフィックアートのページなど自由に楽しんでつくれるページがあったほうが、モチベーションもあがって楽しみながら制作できるので、つくれてよかったです。

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(2)各プロジェクト コンセプトページ
各プロジェクトの最初にコンセプトページを設けていました。読みやすいように文字は大きめに表示しています。

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(3)各プロジェクト活動内容ページ
(2)のコンセプトページの次に、こちらの活動内容を説明するページを入れています。こちらは4年間で10冊つくったフリーペーパー(40ページ/1万部印刷)の紹介ページです。デザインよりも、編集ができることや誌面の企画力を知ってもらいたかったので、デザイン自体は大きくのせず、数を載せてしっかり説明文をつけることを意識しました。

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(4)イベント活動紹介ページ
学生時代は月に1〜3回のペースで、アートイベントや展覧会企画を行っていました。1ページ1イベント紹介しています。今見るとちょっと詰め込みすぎな印象ですが(笑)ページ数が多くなりすぎても見てもらえないかと思い、最低限の情報だけまとめています。

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(5)ウェブをつかったプロジェクト
IT/ウェブ業界の企業を受けていたので、ウェブを活用したプロジェクトや、つくったウェブサイトは大きく載せるようにしていました。

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(6)取材していただいたものなどの実績
学外の活動で、アートプロデュース団体の代表をつとめていたことで、いくつか取材をしてもらった経験がありました。作品ばかりでなく、普段考えていることがわかるものを載せるのも大事だと思います。

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(7)100YEN GIRLS COLLECTION紹介ページ
100均で売られているもので服をつくり、モデルに着てもらって、アー写を撮影して、ウェブサイトで発表する「100YEN GIRLS COLLECTION」というプロジェクトの紹介ページです。展示会を行ったり、インスタレーションをつくったりと、幅広く展開することができて思い出深い作品です。

更に詳しい内容をチェック!

ポートフォリオの制作方法

WOOK(ウック)というウェブ書籍作成サービスを使って、ポートフォリオを制作しました。IllustratorでA4サイズで作成したデータをpdf保存し、まとめてアップロードするだけで、ウェブ雑誌を作成できる、簡単で便利なサービスです。拡大縮小して内容の確認が可能、印刷ボタンを押してほしいページの印刷が可能、URLを共有すれば、どこの誰にでもポートフォリオを見ていただくことができます。本を読んでいるような、ページをめくったときの音と動きが好きです。

ポートフォリオのこだわり

作品が見やすいように、できるだけシンプルな誌面デザインにすることは意識しました。(つくる時間がなかったので自然にシンプルになったとも言えますが(笑))また、学生時代は映像やグラフィック作品なども多く制作していたのですが、デザイナーとして見られたくなかったので多く載せないようにしていました。

意識した点

・細かすぎる目次はわかりにくいのでざっくり、3つほど大きなテーマでわける。
・制作してきた作品数が多かったので、団体活動をまとめたポートフォリオと、個人制作作品をまとめたポートフォリオの2つにわけた。
・デザインを統一するために、使用するフォントを絞る。
・あたたかくやわらかい印象を与えたかったので、明朝系の文字+パステルカラーを使用。

掲載した作品内容

イベント・展覧会・商品・アート・ウェブサイト・グラフィック・雑誌・写真・映像

コンセプト

花が好きだったこともあり、4年間通して花モチーフの作品を多くつくっていました。なので、ポートフォリオ自体のテーマも「MINE+Flower」として、ビジュアルページには花を使い、まとめていました。

サイズ

A4サイズ(webポートフォリオなので拡大可能)

掲載作品数

約150個

ページ数

60ページ

使用したソフト

Photoshop、Illustrator、Wook

制作した時期

大学3年生の5月。インターンに応募して面接日までの4日間で制作しました。

はたらくビビビット編集部より

ウェブを活用したポートフォリオは、場所関係なく、インターネット環境さえあればすぐに情報を共有できるというメリットがあります。ポートフォリオの提出もウェブ関係ですとスピードを求める企業が多いため、そういった意味でもウェブポートフォリオのほうが、採用担当の方も喜ばれます。(印刷したポートフォリオの場合、包んで配送するという作業が必要となるため大変です)また、就活ではなく学外活動などでウェブポートフォリオがあると、いろんな企業の人に作品を見てもらえるチャンスです。

インターンは早い人ですと大学1年生からはじめています。企業でのインターンを考えている人は、面接の時に見せることのできるポートフォリオを準備する必要があるため、できるだけ自信を持って話せる作品を大学1〜2年生の間でつくれていると良いですね。私は面接まで時間がなくて、4日間で制作することになってしまったので、ポートフォリオのデザインに少し荒があります(笑)早めの制作をおすすめします。

Ayupy Goto

著者紹介

後藤あゆみAyupy Goto

はたらくビビビット編集長。 フリーランスで“『ツクル』を仕事にしたい未来の子供たちのために。”を、コンセプトとして活動。クリエイター支援、スタートアップ支援を行っています。おばあちゃんになるまでに美術館をつくるのが夢です 。
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