漫画家にきく!わたしのキャリアが動いた瞬間 vol.1 慎本 真先生

特集「漫画家にきく!わたしのキャリアが動いた瞬間」では、若手の漫画家さんに、ご自身の”キャリアが動いた瞬間”を描いた漫画をご寄稿いただく連載記事です。
「漫画家」という職業のキャリアは、在学中・卒業後フリーの期間を経て……、人気漫画家さんのアシスタントとして働きながら……など、人によってデビューのタイミングや方法が違います。そんな三者三様な漫画家さんに、”キャリアが動いた瞬間”や、選択・決断をした瞬間についてお話を伺いました。
進路に迷うクリエイティブ系の学生や、漫画家になりたい!と思っている方へ、さまざまな選択肢を届けたいと思っております。編集・執筆 /YOSHIKO INOUE,AYUPY GOTO

● 今回ご寄稿いただいた先生

慎本 真

comic artist

2009年に白泉社LaLaでデビュー。現在はCOMICポラリスで「好きです、となりのお兄ちゃん」なかよしで「先輩!今から告ります!」を連載中。他代表作「SSB-超青春姉弟s-」など。
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● 慎本先生の ”キャリアが動いた瞬間”は?

 
4コマ目の「瞬間」があったからこそ、慎本先生の今があるのですね!
こちらのエピソードを踏まえて、もう少しお話を伺ってみました。

 

● 慎本先生へ一問一答!

Q1. 学生時代は、どんな作品をつくっていましたか。

慎本さん:基本的には、出版社に投稿するためにラブコメの少女漫画を描いてました。卒業制作はデビュー後だったので、恋愛をテーマにせず家族ものを描きました。形式もストーリー漫画ではなくて、1ページ漫画のような形式をとりました。それは、いま描いている恋愛ものの少女漫画にも活かされている気がします。

Q2. 漫画を制作するなかで、学生時代のどんな経験が役立っていますか。

慎本さん:学生時代に限らず、人生で経験したことは漫画に活きる日が来るかもしれないので、いろいろ経験してみるのが大事かなと思います。でも逆に、好きなことに打ち込める時間があるのも学生時代と思いますので、ひたすら引きこもって漫画描くのもありだと思いますよ。私は後者のタイプなので、「何も経験できなかった……世の中のリア充達がうらやましい!」みたいな感情が漫画の中で活きている気がします(笑)。

Q3. 作中での「漫画を描くのが楽しい!」という言葉が印象的ですが、漫画家生活で一番楽しいのはどんなときですか。

慎本さん:一番は読者さんから反応が返ってきた時ですかね!楽しいというか、嬉しいときですね。
楽しいのは、うまくネームが描けている時かな。キャラクターが良い感じに動いて、作者も知らなかったそのキャラの良い一面が出てきたときのネーム中なんかは、最高に楽しいかもしれません。

●最後に

今回は、慎本真先生に、「キャリアが動いた瞬間」を漫画にしていただきました。華やかな大学生活は捨て、漫画制作に没頭する姿がかっこいいですね!漫画を楽しく描いてはいるけど、投稿などの具体的な行動には移せていない……というシーン、共感できる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
漫画家志望の方もそれ以外のクリエイティブ職を目指している方も、「つくる楽しさだけでなく、仕事にするために頑張るスイッチ」を押せた瞬間が、キャリアが動くときかもしれませんね。
慎本先生、ありがとうございました!

 

(2018.12.13)
Yoshiko Inoue

著者紹介

井上佳子Yoshiko Inoue

はたらくビビビット編集長。 ビビビット社で、全国のデザイン・美術の学校へ行く仕事をしています。 ビビビットTwitterでもつぶやいてます( ^^ )/
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