「UI/UX」の「UX」って何?|仕事百科

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デザインを勉強するなかで「UI/UX」という言葉を見たことはありませんか?スマートフォンやパソコンなど、デジタル機器を使っている方であれば、耳にする機会が多いのではないかと思います。
この二つは別々の意味を持った言葉ですが「UX」について触れられないことが多く、二つの関係性を説明する上で「UX」がどういった役割を持っているか、今回は「UX」について紹介したいと思います。
編集・執筆 / Haruna Kawanabe, AYUPY GOTO

目次

  • 1.そもそもUIって何?
  • 2.UXって何?
  • 3.UI/UXで大事なこと
  • 4.ポートフォリオにもいかせるUX
  • 5.最後に

1. そもそもUIって何?

「UI」とは 「User Interface(ユーザーインターフェイス)」の略式名称のことです。
インターフェイスとは情報とユーザーの窓口になる画面などのことで、「UI」はパソコンやスマホなどのデジタル機器のインターフェイスとなる画面構成や画面上で起こる動作を示します。
「UI」デザイナーはユーザーが使用時に負担がかからないよう見やすく使いやすい視線誘導を考慮したレイアウト、ビジュアル、インタラクション(ユーザーとコンテンツ間に起こる相互作用)、ガイドラインをデザインします。

ex ) webサイト、スマホ画面、アプリ画面など

2.UXって何?

「UX」とは「User Experience(ユーザーエクスペリエンス)」の略式名称のことです。
デジタル機器に限らず、ユーザーがコンテンツに触れることによって得られる感動や継続して使用したくなる動機につながるそのサービス、そのコンテンツだからこそ体験できる価値のことです。
例えば Aの遊園地にはコーヒーカップがありスピード感が心地よく何度でも乗りたくなる。それに対してBの遊園地にはにお化け屋敷がありとても怖いが友人を連れて行くことで怖さを共有できるので誰かと行くのには最適。など各々の遊園地ごとに乗り物やショーの内容が違い、そこから生まれる体験や思い出など遊園地を推す理由は全く異なったものになります。この異なった良さのポイントがユーザーごとの利用頻度の差になります。同じカテゴライズをされているものでも違った体験がユーザーにとっての魅力となり価値となります。その体験的価値を設計するのが「UX」になります。
ではなぜ「UI」と「UX」がセットになるのでしょう。アプリなどサービスデザインに必要な「UI」は継続してサービスを利用してもらうためにユーザーを特定してデザインします。「いつ」「どこで」「誰に」「なにを」「どう」するのか「UX」を設定します。
「誰に」合わせた色や雰囲気と「いつ、どこで」の場面を想定し、ユーザーが求めている「なにを」手間なく「どう」提示するか「UX」で考え、「UI」で形にします。

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ex ) 夢の国、スターバックス、椅子、など

3.UI/UXで大事な「ペルソナ」

「UI」と「UX」どちらも長期間サービスを利用し続けてもらうために大事にするべき考えの根幹は、ユーザーの感動、利用によって得られる利益、体験です。そのためにデザインする際は、ユーザーのことを深く掘り下げ、ターゲットを明確に据えることが重要です。ターゲットユーザーに受け入れられるUI/UXでなければ、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。性別、年齢、職業、家族構成、趣味などコンテンツにあった「ペルソナ(想定される対象の例)」を細かく設定します。ここでよく起こってしまうトラブルがコンテンツの思想が先行し、ペルソナを都合よくコンテンツに沿って歪めてしまうことです。常にこんな人物は本当にいるのかを念頭に置きながら第三者に説明できるよう具体例をふまえて設定することに気をつけましょう。

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ポイント
自分ならどう感じるか。家族や友人、近しい人をモチーフにすることで無理なくペルソナが設定できます。

4.ポートフォリオにもいかせるUX

ポートフォリオは自分の作品集であり、相手に自分を知ってもらうための分身です。
ポートフォリオを制作する際は、ポートフォリオを見てくださる方(人事や、現場で働くクリエイターなど)のペルソナを設定し、作品の根拠やポイントを洗い出して、制作してみましょう。
ガイドラインを意識したページ構成にすることで読み手が理解しやすい流れと構成を目指しましょう。その際に隣り合うページ、前後のページ、全体で流して見たときの目の引き方(同じ構成のページが連続すると作品の切り替えがわかりにくい)などを順に考えて見直してみましょう。
作品の説得力が増すはずです。

5.最後に

プロダクトデザインやサービスデザインなどで「UI/UX」は力を発揮します。ターゲットユーザーの立場から考えて、より良い体験や価値を提供できる「UI/UX」を心がけましょう。

HarunaKawanabe

著者紹介

川鍋春菜HarunaKawanabe

多摩美術大学 美術学部 情報デザイン学科 情報デザインコースに 所属しています。UI/UXやサービスデザインについて勉強しています。 趣味はアニメ、アナログゲーム、デジタルゲームなどなど。
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