グループワークって何?|仕事百科

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アパレルや広告代理店の企画営業職など、総合職を中心に行われる「グループワーク」や「グループディスカッション」という選考方法。傾向をしっかり押さえれば、美術系の学生がアピールできる場面がたくさんあります!総合職志望の学生は特に必見です。
編集・執筆 / YOSHIKO INOUE, AYUPY GOTO

目次

  • 1. グループワークとは
  • 2. 役割分担
  • 3. グループワークの種類と特徴
  • 4. 振り返りをしよう
  • 5. 最後に

1. グループワークとは

就職活動で行われるグループワークとは、学生を数人グループに分け、テーマに沿って共同で作業させる選考方法のことです。テーマに沿って討論するグループディスカッションに対し、討論を経て、最終的に形になったものを発表するものがグループワークです。
企業がグループワーク選考を行う目的としては、協調して作業ができるか(コミュニケーション力)、グループをまとめることができるか(リーダーシップ力)など、「チームで活動する際にどのような行動をとるか」を見るためと考えられます。

グループワークで大切なことは、以下の3つと言われています。

・役割分担
・課題が何を問うているのか素早く捉え、そこから逸れないようにする
・グループで導き出した答えを、効果的にプレゼンする

それでは、細かく見ていきましょう。

2. 役割分担

グループワークでは、グループ内での役割分担がうまく機能しているかどうかで結果が左右されると言えます。ワークが始まったらまず役割分担をしましょう。始めに企業側から役割を指名される場合もありますが、自分がどの役割に向いているのか考えておくと良いと思います。

<リーダー>

リーダー役の人は、話し合いの中心となってみんなに話を振り、みんなの意見をまとめます。そして話の軸が逸れそうになったらうまく修正し、グループの最終的な結論に導いていきます。

衝突する複数の意見が出た時は、リーダーの腕の見せ所ともいえます。課題の目的に沿った結論を出せているかどうかを基準に意見をまとめましょう。複数のアイデアをミックスして打開案を出す場合もありますが、時には誰かの意見のみを選択する場合もあるかもしれません。そんな時は、「~な場合はAさんの意見が良いと思うけれど、今回の課題を考えるとBさんの意見が合っていると思います。どうですか」など、Aさんも納得した上で話を進められることが理想です。
また、意見をあまり出していない人がいれば、聞き出してみましょう。全く意見が思いつかない人や人前で発言すること自体が苦手な人もいるはずです。「今の意見に対してCさんはいかがですか?」など、発言しやすいように声をかけると良いでしょう。

最終的な結論が出たら、それをいかに効果的にプレゼンするか考えていきます。タイムキーパーの人と連携し、プレゼン準備時間はきちんと取りましょう。

<書記>

書記役の人は、話し合いの流れをメモしながら全体を把握する、影のリーダーともいえます。手元でメモしながら全体の流れをつかむことができるので、口頭だけでは全体の流れが掴みにくいという人は、書記役に立候補するのも良いでしょう。

書記役が陥りがちなのは、メモだけに必死になってしまうことです。書記をしつつ意見も出すようにしましょう。その時に、それまで出た意見を上手く踏まえた上で意見を出せると、リーダーのサポートにもなり、話し合いが円滑に進みます。ある程度意見が出てまとめる段階になった時に、メモ上で自然とまとめられているのも効果的です。話を進めながら似たような意見・反対の意見を図にしておくと良いでしょう。
まとめられなくても、丁寧な字で見やすく書くことが必須です。

<タイムキーパー>

タイムキーパー役の人は、話し合いの時間を管理し、適切なタイミングでグループ全体に伝えます。話し合いが白熱するとリーダー役の人も時間配分について忘れてしまうことがあります。その際に、さりげなく教えてあげましょう。もちろん、時間に気を取られてばかりでもいけません。タイムキーパー役の人ももちろん話し合いに参加します。
タイムキーパー役になったら、始めに時間配分を決めましょう。議論を紙にまとめる時間とプレゼン練習の時間は必ずとっておきましょう。会場に時計がない場合もあるので、腕時計は忘れず持って行きましょう。

<その他>

どの役にもならなかった場合、すべての役のサポート役であるという意識で取り組みましょう。積極的に意見する、リーダーの意見を聞く、書記役が聞き逃したところをさりげなく教えてあげるなど…。役割分担した人がみんな上手くやれるわけではないので、常にフラットな視点で全体を見て、サポートしましょう。

グループワークでは最終的にプレゼンの時間があります。講評会などでプレゼンに慣れている人はアピールポイントとなると思うので、発表役に立候補してみましょう。

グループワーク

3.グループワークの種類と特徴

<作業型グループワーク>

作業型グループワークは、「ご当地のゆるキャラをつくりなさい」といった課題など、制作物をつくるグループワークです。作業型グループワークは作業する制限時間が比較的短く設定されています。なので、作業の計画性とチームワークの良さが重要になります。ここで美術系の学生は、普段締め切りを見据えて制作していることを生かし、「段取り力」を発揮できるのではないでしょうか。制限時間を考え、どんな順序で作業を進めると完成に到達できるか想像できたら、提案してみましょう。
グループワークは普段の制作と違い、個人でやる制作ではありません。ほとんどの会社は制作物の最終的な完成度よりも、チームワークや制作過程を重要視しています。グループの中で役割分担を決め、全員で協力して作業を進めましょう。

<プレゼン型グループワーク>

プレゼン型グループワークは、グループディスカッションをし、最終的に模造紙やホワイトボードなどにまとめ発表するグループワークです。このタイプのグループワークでは、最終的な制作物やプレゼンそのものを重視することが多いです。

プレゼンは、「起承転結」ではなく「起結承転」で話すように心がけましょう。グループで導き出した答えの、説得力のある裏づけが必要です。プレゼンに利用する資料づくりのために、カラーペンなどの道具が用意されている場合があります。資料づくりが得意な人は、プレゼンに効果的なきれいな資料を作ることもアピールポイントになると思います。

4.振り返りをしよう

グループワークは、終わったあとの振り返りを行うと次に必ずいかすことができます。

まずグループごとに担当の社員さんがいる場合はその日のフィードバックをしていただけることがあるので、話し合いの流れはどうだったか・自分の役回りはどうだったかなどを聞いてみましょう。フィードバックの時間がなくてもフリーの質問タイムや終わった後に話しかけられそうな雰囲気であれば、質問してみると良いと思います。
ここでポイントとなるのは、自分が言われたことだけでなく、他のひとが指摘されたことも自分のこととして捉えることです。人の良かったところは取り入れ、人が指摘されていた部分は対策を考えてみましょう。

テーマや気づいたことと共にフィードバックの内容も記録しておくと、企業がどんな人材を求めてこの課題を出したのかをその後考えることもできます。企業は求める人材や課題を通して見たい力に合わせ課題を設定するとされています。事前に企業研究をし、求める人材について把握しておくとより良いでしょう。心の余裕にも繋がります。

グループワーク2

5.最後に

いかがでしたか?

グループワークでは、そのグループでの自分の立ち回りをすばやく見極めることが大切です。発想力や効果的な資料作り、プレゼンテーションなど、美術系の学生が活躍できる場面はたくさんあります。
また、普段出会わないような、違う大学の学生と意見を交わし合うことを面白く感じる人も多いと思います。選考だけでなくインターンシップや説明会でも経験できる機会はあるので、積極的に参加してみましょう!

(2015.8.19)

著者

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井上佳子

はたらくビビビット編集長。 株式会社ビビビットの社員です。ポートフォリオづくりに役立つ情報発信を目指します。 Twitter

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