「どのように就職活動を始めたらいいかわからない!」と悩む美大生・専門学生のために、ViViViTのマスコットキャラクターである「キュピピット」が、就職活動をスムーズに進める方法をご紹介させていただきます。前回は、「企業リサーチ」「SPIの進め方」「ポートフォリオ制作」の3点について学びました。今回は面接までの事前準備について、キュピピットと一緒に学んでいただきたいと思います!編集・執筆 / FUMIE HINO, AYUPY GOTO
● 登場人物紹介
エントリーシートを書こう
受けたい企業は、紙やファイルにメモしてリストアップしておくことをおすすめします。同時に沢山の企業を受けるのではなく、選考期間はいつからいつまでなのかをしっかりと把握し、徐々に受けていきましょう。
企業の多くはまずエントリーシートを通過してから面接に進みます。エントリーシートは丁寧な字でしっかり書きましょう。エントリーシートは、自分自身についてのおさらいにもなります。
企業によっては、会社説明会のあとにエントリーシートを書く場合もあります。そのような時にも慌てずしっかりとしたエントリーシートを書けるようにするために、自分自身の強みや今まで行ってきたこと、なぜこの会社を選んだのか、どこに惹かれたかなど、あらかじめ自分自身の考えを固めておきましょう。
webでエントリーする企業の場合、webサイトのURLを載せる項目が時々あります。webサイトを持っていないという方は、tumblrなど簡単に画像を投稿できてポートフォリオサイトが作れるツールを使うのも一つの手です。事前に相手に自分はこのような作品を作っている!と、面接前のアピールができるチャンスにもなるので、是非ポートフォリオ作成ツールを活用してみてください!
エントリーシートの読まれ方
ポートフォリオの郵送の仕方
企業によっては、エントリーシートと合わせてポートフォリオを提出しなくてはならない場合もあります。郵送したあと、ポートフォリオが戻ってこないことが多いので、予備で同じポートフォリオを2冊は作るように心がけてください。
郵送するときは、エントリーシートが折り曲がったりしないように、別で透明のクリアファイルにいれて送ると良いです。直前になって焦るのではなく、必着日を逆算して郵送するようにしましょう。
そして、ポートフォリオは常にブラッシュアップしていくことを忘れないようにしましょう!
ポートフォリオ百科|制作会社 デザイナー職(書類選考編)
ファイル?製本?紙ポートフォリオの装丁選び
選考課題
企業によって、選考中に選考課題を出題されます。選考課題がある企業は広告や制作会社に多いです。選考課題は選考期間中の限られた時間で制作するため、その人のスキルや発想力などが計られます。試験会場が用意されて、その場で大人数と一緒に選考課題を受けたり、面接の1週間〜2週間前に選考課題の内容の連絡がきて、面接当日までに完成させて持ってきてもらうなど、いろんな出題の仕方があります。課題の内容は、名刺を作ったり、キャラクターを何点も作ったり、アプリを作ったりなど様々です。
面接中に選考課題のプレゼンを行うので、面接官に何を聞かれても大丈夫なように、ターゲットユーザーやコンセプトをしっかり練り、準備しておきましょう!
就職活動は面接までに準備することがたくさんありますが、一つ一つ丁寧にクリアして行きましょう。
次回はいよいよキュピピットと一緒に説明会に参加します!どうぞお楽しみに!
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(2016.2.8)
著者
日野文恵
武蔵野美術大学 デザイン情報学科所属。 イラストを描くことと可愛いものが好き。 趣味はゲーム実況プレイ動画をひたすら観ることです。 works:http://hinofu.tumblr.com/
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