学割は学生の特権!安くプロ仕様のものが手に入る今、自分にあったソフトやフォントを手に入れておいたほうがお得です!無料のものもありますが、有料版のほうが質が良いことがほとんどです。優秀なソフトやフォントがあると、デザインの幅がぐっと広がりますし、選択肢が増えることで作品のクオリティも上がります。一体どのようなソフトやフォントが学割で安く購入できるのか、こちらの記事でご紹介したいと思います。
編集・執筆 / SHIONE, AYUPY GOTO
目次
- 1.フォントライセンスの学割
- 2.デザイン系ソフトの学割
- 3.デザインに関するその他の学割
- 4.最後に
1.フォントライセンスの学割
引用元:http://www.morisawa.co.jp/products/fonts/education/
【モリサワ認定校用】
・お1人様1本
・4年間
12,000円(税抜) (2016年3月7日現在)
【一般校用】
・お1人様1本
・4年間
22,000円(税抜) (2016年3月7日現在)
多くのデザイナーが使用しているモリサワ社のフォント。リュウミンや新ゴなど有名なフォントが揃っています。
こちらを購入すれば200ファミリー、800以上のフォントが購入から4年間使い放題です。 購入から4年間の利用なので、大学を卒業しても期限が切れるまで利用可能です。通常のモリサワパスポートが1年の利用で5万円程度なのに対し、この価格はとてもお得ですね。モリサワ認定校指定があればさらにお得!自分の通う大学が指定校かどうか確認してみてください。
「MORISAWA PASSPORT<アカデミック版>」詳細はこちら
引用元:http://store.sbtlets.jp/sbtletsst/
・お1人様1本
・四年間
5,000円(税抜) (2016年3月7日現在)
アニメやゲーム業界、放送業界で使用されているフォントが多いフォントワークス。筑紫明朝やラグランパンチなどの、さまざまなデザイン書体が揃っています。書体数は、フォントワークスコレクションが300以上、白舟書体コレクションが50以上、欧文フォントコレクション5,000以上となっています。通常価格が、1年の利用で17万円程度なのに対して、学割を使えば四年間も使えます。
引用元:http://www.dynacw.co.jp/product/product_dynasmartpackage_detail.aspx?sid=28
・お1人様1本
・四年間
9,800円(税抜) (2016年3月7日現在)
ダイナフォントのフォントは、平成ゴシックなどの基本書体や、ロマン書体、金文体などのデザイン書体が揃っています。他社ではあまり見ない特徴のある書体が揃っていて、シンプルなデザインもダイナムコムウェアのフォントを使うだけでインパクトのあるデザインに変わります。購入後に使用できる書体数は、ダイナフォント1,700以上と欧文フォント3,000以上です。
2.デザイン系ソフトの学割
引用元:http://www.adobe.com/jp/creativecloud/buy/students.html
Adobeには、「Photoshop」のような画像編集ソフトや、「Illustrator」のようなイラスト・デザイン制作用ソフトなど、様々なデザイン用途にあわせたソフトが販売されています。どちらもプロ仕様で非常にクオリティが高い分、お値段も学生にとってはなかなか手の届かないものです。
多くの美術大学の場合、入学したタイミングでソフトを配布されていることが多いのですが、卒業後は大学からもらうことは出来ません。卒業後デザイン職につく人であればほぼ100%といってもいいくらい利用する可能性が高いので、良きタイミングで自分で購入してみると良いでしょう。
自分が使うソフトをadobe公式サイトからダウンロードして利用できるサービスです。学生向けのプランは通常よりもかなり安く手に入れられます。
月額1,580円 (2016年3月7日現在)
年間18,960円 (2016年3月7日現在)
・Photoshop CC、Illustrator CC を含む、20 種類以上のクリエイティブデスクトップおよびモバイルアプリケーションの利用が可能
・ポートフォリオWebサイト、高品位なフォント、20GBのクラウドストレージの利用が可能
月額980円 (2016年3月7日現在)
年間11,760円 (2016年3月7日現在)
・最新の Illustratorの利用が可能
・ポートフォリオWebサイトと2GBのクラウドストレージの利用が可能
月額980円 (2016年3月7日現在)
年間11,760円 (2016年3月7日現在)
・Photoshop CC Lightroom CC の二つのソフトの利用が可能。
・ 写真の管理、編集、共有をデスクトップやスマートフォンで行える。
・ ポートフォリオWebサイトおよびプレミアムフォントの利用が可能
どれも学割で通常価格よりもかなりお得に手に入れることができるので、自分の用途に合わせてプランを選んでみてください。
また、Adobeではほとんどの製品で30日間の無料体験版もあるので、購入の前に一通り使ってみて考えることができます。
「Adobe CreativeCloud」詳細はこちら
3.デザインに関するその他の学割
引用元:http://www.apple.com/jp/shop/browse/campaigns/education_pricing
《MacBook , MacBook Air , MacBook Pro , iMac , iMac Retina 5k ディスプレイモデル》
それぞれ通常価格から 3~5%引き程度で購入ができます。
Apple on Campus参加校に在籍する学生であれば学割価格からさらに4%割引されます
《ipad Pro , iPad Air 2 , iPad Air , iPad mini 4 , iPad mini 2》
それぞれ通常価格から 3~5%引き程度で購入ができます。
Apple on Campus参加校に在籍する学生限定の割引はありません。
引用元:http://tablet.wacom.co.jp/wccc/
美術系の専門学生・大学生ならびに美術系教育機関を対象とした、wacom製品販売価格や製品保証期間の優待プログラムのこと。通っている大学がこのプログラムに加入していれば製品を通常価格より20~30%引きで購入することができます。
4.最後に
ソフトやフォントによりますが、1番購入すると良いタイミングは大学生から社会人になるタイミングです。むやみに購入するのは良くありません。必要なツールをどのタイミングで買うべきかは、あなたの進路や作るものによって変わってくるので、友人や先生の話を参考にしつつ、自分のプランにマッチしたタイミングで購入しましょう。
また、学割には一部の学校限定でもっとお得なプランが設けられていることもあるので自分の通う学校で一度チェックしてみてください。
(2016.3.17)
著者
はたらくビビビット
ポートフォリオとデザインのリファレンスメディア