デザインの現場で多く使用されている「デザイン用語」。 難しい専門用語だと思われがちですが、普段私たちが耳にする言葉もたくさん含まれています。中には、聞いたことのない言葉や、知らない言葉もあると思いますが、デザイン用語をひとつでも多く知っておくと、就職して仕事をしていく際にとても役立ちます。今回はそんな「デザイン用語」について紹介します。
編集・執筆 / SHIGEMATSU, AYUPY GOTO
目次
1.デザイン用語って何?
2.デザイン用語の種類
3.使う場面
4.知っていると便利なこと
5.最後に
1. デザイン用語って何?
デザイン用語とは、デザインに関する用語の一覧です。
デザインに関する仕事で、よく使われている言葉のことを指します。
表記はひらがな表記と、アルファベット表記のものがあります。
2.デザイン用語の種類
デザイン用語は、主に印刷・画材・建築・広告・CG・写真・DTP・美術・服飾の9種類に分類されます。
実際にどんな用語があるのか、一部まとめてみました。
- インターネット広告
- RGB
- Photoshop
- JPEG2000
- 黄金比
- アバンギャルド
- ファインアート
- シェーディング
- パラフィン紙
- デジタルサイネージ
インターネットを媒体とした広告。インターネット上のwebサイトや、Eメール、検索結果画面に表示される広告などを指す。
赤・青・緑の三つの原色を使って幅広い色を再現する、加法混色による光の三原色のこと。
Adobe system社の画像編集アプリケーションソフト。
画像圧縮形式の一つで、JPEGを発展させた仕様。
縦と横の長さの比の値が1:1.618である長方形のこと。
フランス語で、軍隊用語の「前衛」を意味し、革新的で前衛的な芸術のこと。
芸術的な意図のもと、製作される作品のこと。
3次元グラフィックスにおいて、明暗のコントラストで立体感を与える技法。
パラフィン蝋を一面に塗り、浸透させた紙。
デジタル技術を使い、あらゆる場所で情報を配信する広告の総称。
このように、調べてみると本当に幅広い種類の言葉があります。ここで紹介したのは、たくさんあるデザイン用語のほんの一部です。また、デザイン用語と一言で言っても、デザインに関係する仕事以外でも使われている言葉があるということが、9種類の分類から分かります。そして、デザイン用語は難しい意味を持つものや、短く省略された言葉もあります。これらを一気に覚えるのは大変です。まずは日常でよく使われている用語から覚えていくと覚えやすいです。例えば、SNSや、HTML、CM、DMなど、使ったことはあっても、詳しい意味を知らない言葉もあるのではないでしょうか? ちなみに、英語で省略された言葉はほとんど頭文字を組み合わせたものなので、一番覚えやすいと思います。まずは簡単な単語から覚えていくことをオススメします。
3.デザイン用語を使う場面
デザイン用語を使う場面はこのような状況があげられます。
取引先とやり取りをする時、会議の時、デザイン関係の方と話す時、メールで用件を伝える時など、デザイン用語を使う可能性が高いです。デザインに関係する仕事になればなるほど、デザイン用語を使う機会は多くなってきます。そして、仕事をしていく際にデザイン用語は必要不可欠だということが分かります。
4. 知っていると便利なこと
先ほどデザイン用語を使う場面について紹介したのですが、デザイン用語を知っていると、実際に仕事をする際にどのような利点があるのでしょうか?まずは、仕事でのやり取りをスムーズに行うことができます。仕事をする上で、デザイン用語を知っていると、仕事を有利に進めることができます。なぜなら知らない用語を調べる手間が減り、やり取りをスムーズに進めることができるからです。また、用語を活用することで業界への理解があるという安心感を、お客さんにあたえることもできます。知っていて損はないと思うので、少しずつデザイン用語を覚える必要があると思います。
5.最後に
このように、デザイン業界でデザインに関する仕事をする際、デザイン用語は必要になってきます。知っているだけで、仕事を有利に進めることができます。学生の方はまだまだ知らない用語もたくさんあると思いますが、この言葉はなんなんだろうと思ったら、すぐ調べて自分の知識にしていくと今後絶対役立ちます。これからデザイン業界への就職を考えている方は、今回の記事を通して少しでもデザイン用語に興味を持っていただけたらと思います。
(2016.4.22)
著者
はたらくビビビット
ポートフォリオとデザインのリファレンスメディア