就活にやる気が出ない‥デザイナー就活を終えた先輩はこう乗り切った!

選考が思うように進まずやる気が出ないときや、お祈りメールを見て気分が落ち込むなど、就活中はどうしても気分が沈むことがありますよね。モチベーションが下がったとき、先輩はどう乗り越えたのでしょうか。2022年卒で就活をした先輩にお話を伺いました!早い時期に動き始めた先輩の例も紹介しますので、就活を考え始めている下級生の方もぜひ参考にしてください!編集・執筆 / MAKO WATANABE , YOSHIKO INOUE

もくじ

1.就職活動中、モチベーションが下がるのはどんな時?
2.こうして乗り切った!先輩が行った、モチベーションを保つ方法
3.まとめ

 

1.就職活動中、モチベーションが下がるのはどんな時?

①面接や説明会など、就職活動をすること自体が面倒なとき

就職活動自体に意欲が持てずにいると、就職活動を始めるまでに時間がかかってしまう場合が多いです。また、クリエイター系の就職に必須のポートフォリオ制作が思うように進まずに、就活のやる気が出ないという方もいるようです。就職活動をそれぞれのタイミングで始めることは何も悪いことではありませんが、決まった人数を採用したら選考を終了する企業もあるので、職種を絞りたい方は就職活動は早めに動いておいた方が良いでしょう。

②受けたい企業が見つからないとき

企業について調べたり説明会に参加してみたりするものの、自分に合う企業や情熱を注げる仕事が何かわからない間は、モチベーションも下がりがちです。また、近年(2021年現在)説明会や選考などはほとんどオンラインで行われるため、自分が実際に会社で働くイメージがわかずに、やる気が出ない場合もあるかと思います。そんな時は、自分が決めた職種から幅を広げて考えてみても良いかもしれません。
(→デザインの仕事も多種多様。デザイナーの種類を知って視野を広げよう!)

③選考がうまく進まないとき

就職活動のモチベーションが下がる1番の理由は“選考がうまく進まないとき”、と答える人が多いでしょう。特に第一志望だった場合や最終選考まで進んでいた場合など、その企業への志望度が大きいほど、ダメージも大きいです。フィードバックをもらえないのでどこが悪かったのかわからず気分が停滞し、次の企業を探したりポートフォリオを作り直したりする気持ちにはなれず、気分が下がりがちでしょう。

④周りの人の就職先が決まりだしたとき

クリエイティブ職は、会社によって選考時期がさまざまです。同じデザイナー職を採用していても、選考時期が約1年違う場合もあります。そのため、自分と同じ業界を目指す人が周囲にいないと、互いに高め合いながら頑張るということがなかなかできないようです。
反対に周囲が同じ業界を目指す人ばかりでも、内定をもらうタイミングの微妙な差で焦りが生まれることもあります。SNSなどで周りの友達が就活を終えたことを知り、気分が落ち込む……なんてこともあるのではないでしょうか。

⑤卒業制作が忙しくなってきたとき

4年間の集大成となる卒業制作が本格化すると、制作と並行して就職活動を行わなければなりません。卒業制作の中間審査と面接の日程が重なるなどもあり得るので、物理的に時間がなく、気持ちに余裕を持つことが難しくなります。また、卒業制作中と就活中で頭の切り替えも大変ですよね。

2.こうして乗り切った!先輩が行った、モチベーションを保つ方法

デザイナー職で就職活動を行った先輩に、内定までのモチベーション変化を聞いてみました。就活に向けどんな時期にどう動いていたのか、どれくらいの期間で内定がもらえるのか気になる方もいると思います。さっそくグラフを見てみましょう!

◎IT業界内定 watanabe satomiさん

A(3年・5月)…授業課題や自主プロジェクト含め、全体の作品数が少ないことに不安を感じていた。他大学生と比べたときに「量」で劣ってしまいそうだ……という不安があった。
B(10月)…ビビビット展などを通して複数社との関わりの頻度が増え、デザイナーになるという夢が以前よりも明確になった。
C(12月)…立て続けにカジュアル面談が重なり、スケジュール管理が厳しくなる。その頃、なりたいデザイナー像が明確ではなかったので、カジュアル面談でどんな話をすれば良いのか分からずモヤモヤ期間が続いていた。
D(2月)…いよいよ本選考が始まり、先輩や先生に励まし&助言してもらい、モチベーションを維持していた。面接には苦手意識があったのでこの機会をチャンスに「場数」を踏んで克服しようと考えていた。また常時5社をストックするように気をつけ、1社落ちたら1社足すを繰り返し、力尽くで心が挫けないための工夫をしていた。
E(4年・5月)…最終的にありのままの自分を受け入れ応援してくれる素敵な会社に出会うことができ、就職活動を終えた。
 
Q.就活中にモチベーションを上げるため、行ったことを教えてください。

watanabe satomiさん:就職活動を始める前からモチベーションは下がるものだと思って取り組んでいました。そう思うだけで気持ちが楽になり、1社落ちても次の1社があるという風に気持ちの切り替えをしていました。最初から身構えてしまうと、いざ就活を始めたときにメンタルを制御できなくなるような予感があったので、「自分なら大丈夫!」「計画的に少しずつ進めよう!」「ヤバくなったら先輩や先生に励ましてもらおう!」そんな気持ちを持って、メンタルをコントロールしていました。あとは、就活を終えたら自分へのご褒美として、高い買い物をしようと決意していました(笑)

 

◎モニュメント製作業界内定 onakaさん

A(3年・12月)… 興味のある会社に登録してエントリーし、インターンシップに参加する。またOB訪問もした。
B(1月)… 一度落ち着いて自分の就きたい仕事について考える。
C(2月)…強く入りたいと思える会社を見つけ、直接連絡をとる。面接の機会をもらい、まずアルバイトとして採用する旨を伝えられる。他に見ていた企業にはあまり関心が無くなる。
D(3月)… コロナ禍のためアルバイトの話は結局無くなったが、そのまま内定を貰う。
E(4年・4月)…他社にはエントリーしていないので、内定をもらった会社に決める。
 
Q.就活中にモチベーションを上げるため、行ったことを教えてください。

onakaさん:志望している会社が小さい所だというのもあり、ポートフォリオ講座で教わったような大手企業向けに作るものとは違ったポートフォリオの作り方をしていたと思います。その分自分の率直な気持ちを表すことができ、モチベーションを保ちながら楽しく挑むことができました。
 

◎ジュエリー業界内定 生命さん


A(3年・8月)…行きたかったインターンに落ち、モチベーションが下がる。
B(1月)…第一志望のインターン選考に参加することができる。
C(4年・4月)…インターン選考が終わり、課題選考などが始まる。

D(5月)…教育実習と就活の選考が被り焦る。

E(6月)…最終選考が教育実習と被るが、なんとか調整し内定する。
 
Q.就活中にモチベーションを上げるため、行ったことを教えてください。
生命さん:ポートフォリオや課題は完全に自己流でしたが、選考が進む中でどんなものが企業に向けアピールになるのか考えながら制作をしていました。プライベートでは友人とお酒を飲んで話したり、SNSをしたりなど、リラックスできる趣味で息抜きをしていました。今も同じリラックス方法で卒制に取り組んでいます。
 

◎IT業界内定 Rさん


A(2年・10月)…長期インターンシップに参加。
B(3年・8月)…幅広い企業説明会と短期インターンシップに参加する、SPIなどの勉強を始める。
C(11月)…就職活動開始、自分に合う業界が少し分からなくなる。
D(1月)…IT系のインターンシップに参加し手応えを感じる。
E(2月)…自分の軸を決め就活を進める、企業課題に全力で取り組む。
 
Q.就活中にモチベーションを上げるため、行ったことを教えてください。

Rさん:ポートフォリオを周りの方に見てもらいブラッシュアップを重ねました。また、お互いの就活状況を気兼ねなく話すことのできる友人がいたお陰で、1人で悩みを抱え続けることなく就活を乗り越えられました。

 

◎広告企業内定 nさん


A(3年・8月)…インターンシップに参加。自分の将来やりたいことについて考え始める。
B(2月)…初めて企業の選考を受けるがあと1歩のところで落ちた。就活は簡単にはいかないことを悟る。
C(3月)…本格的に就活がスタート。数をとにかく増やそうと、業界を絞らず少しでも気になった企業は全てエントリーした。
D(4年・4月)…持ち駒を増やす目的だけでは選考もうまくいかないことに気付き、結局ほとんどの企業のエントリーを辞退した。数を絞る中で自分のやりたいことが明確になった。
E(5月)…内々定をもらい就活を終えた。
 
Q.就活中にモチベーションを上げるため、行ったことを教えてください。
nさん:就活のことばかり考えていると疲れてしまうので趣味の時間は極力削らず今まで通り楽しんでいました。面接がとにかく苦手だったため、面接前に聞く音楽を固定して決めて、スイッチを切り替えることを意識していました。

 

◎ゲーム業界内定 筆者


A(2年・2月)…長期インターンシップに参加 自分にどんな職が合うのか模索する。
B(3年8月)…短期インターンシップも参加するも、本当にやりたいことは何か疑問を持ち始め、課題提出や展示などで忙しくなり就活から遠ざかる。
C(3月)…やりたいことが定まり切っていないので就活のESが書けずずるずると引き伸ばす。
D(4年4月)…皆が一斉に動き出したことに焦り、重い腰を上げてES提出し、選考+面接。
E(5月)…就活を進める中で、自分のやりたいことが定まってきたので行きたい企業に集中でき、内定をもらう。
 
Q.就活中にモチベーションを上げるため、行ったことを教えてください。
筆者:「この会社に入ったらこういうことをやりたい、会社の最寄りの美味しいご飯屋さんを探そう、社会人になったら給料をあれに使おう」など行きたい企業で働く自分を想像してモチベーションを保っていました。学生最後の1年も大事にしたかったので、就活後にやりたいことを15個ほどリストアップをしました。好きなことをやりたいからまずは就活やらなくては!という気持ちになるので、前向きに就活に向き合うことができました。

3.まとめ

先輩たちの意見を聞くと、モチベーションが低下した時は

◯1人で悩みを抱えず、周囲と話し合う、ポートフォリオを見せ合う
◯就活を終えた後のご褒美を考える
◯時には息抜きを大事にする

などの方法で再びやる気を出していたようです。

筆者のまわりでも、友人同士でESやポートフォリオを見せ合って就活状況について話しながら、モチベーションを保ち続ける人が多かったように思います。また、就職活動を進める中で変化していく気持ちを確認するためにも、改めて自己分析をしてみることはおすすめです。
(→デザイナー就活生のための自己分析・自分軸の決め方)

先輩たちのグラフでもわかる通り、常にモチベーションを高く保ち続けることができる人はとても少ないようです。就活は競争ではなく、自分とマッチする企業を探す機会なので、息抜きを大事にして自分のペースで進んでいきましょう!

 

(2021.8.20)
watanabe mako

著者紹介

渡邉真湖watanabe mako

多摩美術大学絵画学科の油画に所属しております。ゲームとアニメと映画が好きです!絵を描いて過ごしています
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