大人の本気模型、見たくない?「建築・空間のしごと展」企画してみた。

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夏休みは自由に動ける時間を使って、いろんな場所へ旅行する人が多いのではないでしょうか。僕も、かつて美術館や遠くの建築を見に行ったことを思い出し、懐かしくなりました。
そんな夏休み直前に、筆者(ビビビットの米田)が「建築・空間のしごと展」というイベントを企画・開催しました! 企画に込めた想いと、当日の様子をレポートして、お届けします。
編集・執筆 /KOTARO YONEDA, AYUPY GOTO

●イベント開催までの運び。

「建築学科って難しそう……どんなことをするの?」
学部関係なく集まった友達と話しているとき、決まってそう聞かれました。
建築には、建築物単体を設計する「建築設計」と、部屋の内装をデザインする「インテリアデザイン」があります。またインテリアから派生して、展示空間やディスプレイなどをデザインする「空間デザイン」があります。そうした、建築が取り扱う分野の広さがわからずに、難しく感じてしまうのでしょう。ですが、人が過ごす「場所」をつくるということは同じです。その仕事の違いを知ることで、もっと建築分野のおもしろさや深さに気づいて欲しい。
「自分の行きたい職種を見極めることができたら」という想いから、ビビビット初の建築系合同企業イベントを実施しました。
 

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5つの個性的なブースを回ることができる

参加した企業は建築設計から2社、インテリアデザインから2社、空間デザインから1社。それぞれ扱う領域が少し異なっています。実務で使用&設計した模型を見る機会はなかなかないので、学生も興味深々です。イベントは終始和やかな雰囲気で、リラックスして企業の人と学生が交流できる場になりました。
 

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▲模型を見るとワクワクします

【建築・空間のしごと展】 イベント概要

開催日:2017/7/30(日)
時間: 11:00-17:00の間で入退場自由
場所:株式会社ディー・サインのオフィス(東京都中央区京橋3-3-11 VORT京橋2階 kyobshi TORSO)
対象:2018,2019年度卒業 建築・インテリア業界に興味のある学生
参加費:無料
連絡:info@vivivit.co.jp
参加企業:コスモスモア、CRAZY、ディー・サイン、ネジアーキテクツ、類設計室
※イベントは終了しております

イベント会場は、企業の働く場をデザイン・プロデュースする、ディー・サインのオフィスです!

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せっかく建築系のイベントをやるなら、工夫を凝らして作られた空間を体験して欲しい。だから会場には拘りたいと企画段階から考えていました。ディー・サインのオフィスは白を基調としたインテリアで、明るい雰囲気。ソファで対面してリラックスしながら打合せができたり、壁一面がホワイトボードだったり、クリエイティブなアイデアが浮かびそうです。建築のしごとを伝えるにはぴったりの場所だと思いました!

 

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ディーサインの企業紹介
多くの人が一日の大半を過ごす”働く場”を、よりクリエイティブにすることに力を入れている企業。クライアント企業が何を目指しているか、今後どうなっていきたいか、を引き出し、そこを利用する社員の方々が最大限のパフォーマンスを発揮できる、理想的なオフィス環境や運営方法を提案します。業務内容は、空間をつくる際のコンセプト策定から設計・施工の監理にいたるまで、多岐に渡ります。

●各社のスタイルがわかる!ブースを見にいこう!

今回は各社が会場内に自由にブースをつくり、自社のことをアピールしていただきました!面談メインでじっくり話す企業、作品メインで見てもらう企業など伝え方は様々です。

株式会社コスモスモア

オフィスや店舗のインテリアデザインを手がける企業です。じっくり学生と向き合いながら、自社の事業内容について話していました。竣工事例の資料をたくさん持ってこられていたので、学生にとって仕事のイメージがしやすかったかもしれません。同席されていたデザイナーの方も、普段の作品課題に取り組む姿勢などを学生と親身に話されていました。
 

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コスモスモアさんについてもっと知りたい!ViViViTのページへ

株式会社 CRAZY

ウエディングの空間演出をプロデュースをするCRAZY(クレイジー)。その仕事をわかりやすく伝えるため、TV番組「情熱大陸」で取り上げられた動画を流していました。自社の紹介をした後は、人柄について知るため、質疑応答の時間を大目に確保。「今なんでも好きなものになれるとしたら、何になりたい?」など突っ込んだ質問で、学生も自分の将来について考えさせられたようです。
 

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CRAZYさんの働き方が知れる!ViViViTのページへ

株式会社 ディー・サイン

対面での面談、特に1対1が多かったように感じました。採用広報パンフレットを配って、デザイナーやプロジェクトマネジャーなど、職種ごとに社員の軌跡を説明。「選考ではどんな作品をつくったのかも大事だけど、なぜこれを作ろうと思ったのかという想いの部分の方が重要視している」とお話されていました。会場である自社オフィスの説明を加えながら、仕事に望む姿勢について語られていました。
 

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ディー・サインさんのオフィス風景も見れる!ViViViTのページへ

株式会社 ネジアーキテクツ

建築~インテリアまでの領域で仕事をする会社です。スニーカーのディスプレイや店舗のインテリア、住宅まで、多くの作品を持ってきてくださいました。住宅作品の検討中のプロセスを模型で展示しており、実物をベースに仕事のイメージをしている学生が見受けられました。
 

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ネジアーキテクツさんの住宅作品や店舗デザインも!ViViViTのページへ

株式会社 類設計室

チームで建築を設計する仕事が多い類設計室。個人の住宅ではなく、商業施設や企業の本社ビルなど、扱う建築の規模が大きい組織設計事務所です。模型は現在進行中の図書館設計プロジェクトで、学生は目を輝かせながら覗き込んでいました。その他には、普段見る機会が少ない建築物のプレゼンテーションスライド、竣工事例もパンフを展示。大勢に向かって説明ということはせず、学生の質問などに気軽に答えたり、個別に1対1でポートフォリオの添削を行ったり、建築設計職の仕事を多方面から伝えていました。
 

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教育施設などを多数手がける類設計室さんのViViViTページへ

 

企業によっては通年で設計・デザイン職を募集していることも多いので、建築業界志望の学生さんはViViViTから探してみては!?
今回のイベントに参加してくれた企業は全てクリエイターマッチングサイトViViViTに載っていますよ。作品1つから自分のポートフォリオページが持てて、作品をアップすると企業のほうからスカウトメッセージが来るサービスです。

●学外でポートフォリオに触れるブースもある!

ポートフォリオって何から始めればいいかわからない……何を載せるべき?そんな疑問に少しでも答えたいという想いから、ビビビットのイベントでは、内定者のポートフォリオを展示しています。インテリアデザイン、プロダクトデザイン、企画職、建築設計と職種の違う内定者のポートフォリオを見て、熱心にメモを取りながら、自分の制作に生かそうとしている姿が見れました。
 

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▲このブースではビビビット社員も学生の質問に答えました!

●参加した学生さんからは、新しい気づきがあったようです!

東京工芸大学・デザイン学科 大学2年生

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自分と向き合うとても良い時間になりました。他にも空間・建築分野のイベントを企画してきたいです。ありがとうございました。

日本大学・芸術学部デザイン学科 建築専攻 大学2年生

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初めて現場でバリバリ働いている方のお話を聞く事が出来ました。学校の外に出る事の重要性を改めて認識しました。とても良かったです、ありがとうございました。

東京理科大学・建築学科 大学3年生

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当日は特に個性的なポートフォリオを何種類かじっくり見ることができて、大変参考になりました。このような機会を作っていただいてとても感謝しています!

 

建築というフィールドの第一線で働く人の意見が聞ける、実務で使われている模型が見れる……学生にとって刺激的な空間だったと思います。今回は入退場自由としたので、個人のペースを大事にしながら企業の人と近い距離で話せたのが良かったのではないかと感じました。「企業だけじゃなく、他大学のイベント参加者と話せるスペースも欲しかった。」という学生さんからの声を聞いたので、今後は、そういった交流の場所も設けようと思います!!次回は規模を大きくした模型の展示会を企画するつもりです!ぜひご期待ください。

(2017.8.11)
yoneda

著者紹介

米田昂太郎yoneda

ビビビット社員 大学時は建築デザインや、地域活性化などをやっていました! 好きな映画は「ゴッドファーザーⅡ」です◎
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