クリエイティブに触れよう!東京、夏の定番アートスポット

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東京都内には様々な美術館、ミュージアム、ショップなどが存在しています。
それぞれ時期によって違った催しものがされていて年中楽しめるアートスポット。
そこで今回は都内の定番アートスポットに着目していきたいと思います。

編集・執筆 /YAMADA, AYUPY GOTO

●アートスポットとは

東京のみならず、アートスポットは各地に存在しており、それぞれが個性を持っています。立派な美術館も、個人で経営している小さな画廊も、路上で行われているドローイングパフォーマンスも、大小に限らず媒体が何であれ、アートを愛し親しむ空間になっていればそれはすべてアートスポットです。そこで今回は、大まかにカテゴリに分類し、施設、イベント等をいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。

●東京都内 オススメアートスポット!

●定番!ミュージアム

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東京の中にはさまざまなタイプのミュージアムがあります。
非日常的な空間と様々な展示物をみる、沢山インプットをする日が1日でも日常の中に入ってくると、日々の考え方や感じ方にも刺激を与えられるのではないでしょうか。
また、ミュージアム系のアートスポットは、展示を観覧し終わった後にショップコーナーで作品関連のグッズが手に入れられる楽しみもあります。多くの場合は、直接展示に足を運ばなければ購入できないので、記念にもなりますね。

・東京都現代美術館 http://www.mot-art-museum.jp
“東京都美術館が所蔵していた、現代美術に関する作品を受け継ぐ形で1995年に開館しました。
年々巨大化する傾向にある現代美術に対応するために、企画展示室は大きな吹き抜けになっています。これまで多種多様な企画展示を開催しており、今年度では「驚くべきリアル」展、スペイン・ラテンアメリカの現代アートという展覧会やトーキョーワンダーウォール公募入選作品展などを開催しています。”(出典:http://find-travel.jp/article/1301)

・原美術館 http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html
現代美術を中心とした私立美術館。建物は原邦造の元邸宅であり、建築家・渡辺仁の設計によって建てられました。
館内の雰囲気を楽しみながら通常の展示とその都度開催されている展示を見る事が出来ます。若者アーティストの支援もしており、館内には若いアーティストの作品を展示するコーナーも。
カフェも併設されており、気持ちのいい時間が過ごせそうですね。

・森美術館 http://www.mori.art.museum/jp/index.html
六本木にあり数々のビックタイトルの展示を開催。
時期によって展示内容は異なりますが、どれも規模が大きくボリュームがあります。
また、六本木ヒルズには敷地内の各所にパブリックアートやストリートファニチャーがあるので美術館を出た後も近場で色々なアートに触れられますね。

・日本科学未来館 https://www.miraikan.jst.go.jp
科学の力、最先端のデジタル領域を体感出来るミュージアム。一見アートやデザインと関係なさそうである科学ですが、インタラクションや今話題のVRなど、関係してくるものが沢山あります。新しい発見、興味がみつかるかも!

★とにかくたくさんのミュージアムを見て回りたい!
そんな方には、博物館や美術館49カ所を回れる、ぐるっとパスというものも発売されています。
なんと初回に使用した日から2ヶ月、対象施設を無料、または割引で使用できるのです。
ここに紹介した意外にも沢山の素敵な場所がぎゅっと一冊にまとまっていますので、興味のある方は是非お手に取ってみて下さい!

●遊びながらアートに触れる!エンタメ施設

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テーマパークやレジャー施設にも、色々なアートが隠れている…!
思い切り遊びながらも、少し気にしてみると沢山吸収できるところがありそうです。

・東京ディズニーリゾート http://www.tokyodisneyresort.jp/tdl/
誰もが知っているディズニーリゾート。
幅広い層から圧倒的な支持を得ているディズニーですが、そのパーク内は徹底されたテーマづくりとハイレベルなデザイン、アート性で一貫されています。ゴミ箱1つに至っても、そのエリアらしいデザインがされていたり、アトラクションの内装などは世界観に沿っており細部までこだわり抜かれています。配色、空間、造形、演出……すべてが作品のようなテーマパーク。遊びつつも色んなところに目を凝らしてみると、新しい発見があるかもしれません。

・ヴィーナスフォート http://www.venusfort.co.jp
1999年に世界初のハイブリット型ショッピングモールとして誕生したヴィーナスフォート。
17~18世紀の南フランスや北イタリアのような町並みの中でショッピンをすることが出来ます。
屋内ですが天井は空をイメージしており、1時間で1日に空を表現しているので色が変化します。また、期間限定ではありますがプロジェクションマッピングにより星空やハワイの海になったりと様々な演出を見る事が出来ます。施設自体がアーティスティック。

・羽田空港 https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp
エンタメ施設……とは少し離れてしまうかもしれませんが、羽田空港はただの空港ではなく“遊べる”空港なのです。施設内は江戸の町並みが再現されていたり、千住 博氏制作のアートが数カ所展示されています。
また、施設内に入っているカフェPLANETARIUM Starry Cafeでは、プラネタリウムを見ながら食事が出来ます。
時間ごとに様々な上映プログラムがあり、星にまつわるものだけでなく短編オリジナルアニメや、映像も上映されます。(※時期によってプログラムの変動あり)私語厳禁や時間制限はないので思う存分贅沢な空間を楽しむことができます。

そして、海外の方に向けた、日本のオリジナリティあるデザインアイテムを扱うショップ、KIRIなど、羽田空港には目を引くものが沢山あります。

●これからオススメ!夏のアートイベント

・アートアクアリウム http://artaquarium.jp/nihonbashi2016/#nightaquarium
今や夏の風物詩となったアートアクアリウム。
なんと今年で10周年を迎えるようです。様々な形の美しい水槽に入った金魚、光、水、映像の演出は年々進化しています。

・すみだ水族館 http://www.sumida-aquarium.com

この夏のイベント、その名も“お江戸のワンダーランド”。こちらも金魚主体のイベントですが、総数1000匹の金魚が100mの水槽に泳ぐ大規模な展示があったり、会場内は沢山のちょうちんで照らされた風情ある雰囲気であったりと、涼し気なイベントです。歴史あるお江戸の雅なイメージを残しつつ、アートと最新技術の融合です。7月1日から9月30日まで開催されています。

●さいごに

暑い日が続く今日この頃。世間では夏休みがもうすぐ始まろうとしています。
大型連休があるこの機会に、東京都内のアートスポットに出かけてみるのはいかがでしょうか。
みなさまにとって有意義で楽しい時間、そして、クリエイティブ精神への刺激になることを願っています。

(2016.7.22)

著者

山田実優

武蔵野美術大学でグラフィックデザインやパッケージデザイン、ブランディングデザインを主に勉強しています。 舞台鑑賞や洋服巡りが好きです。

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