第一印象に響く!改善すべき姿勢のポイント

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採用時期にはたくさんの就活生が企業を訪れますが、その評価において、第一印象はその後の選考に大きな影響を及ぼしていると考えられます。第一印象を決定する要素には様々なものがありますが、今回はその中でも自覚しにくい「姿勢」についてのポイントを抑えてみました。
編集・執筆 / ASAMI KIMURA, AYUPY GOTO

● 第一印象が決まる3つの要素

初対面の相手にとって、第一印象を決める要素となるのは一体何なのでしょうか?
アメリカの心理学者メラビアンは、その要素が3つあるという法則を提唱しました。
その3つとは

見た目

話す内容

であり、さらにそれぞれの要素が与える影響の度合いは異なります。

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第一印象への影響は見た目が約5割、声での表現が約4割、話す内容が約1割とされています。中でも視覚情報が印象に与える影響は最も高く、「第一印象は会ってから数秒で決まる」とも言われています。面接対策として服装や髪型についてたびたび取り上げられるのも頷けます。

では、第一印象の55%を占める見た目についてをもう少し細かく見ていきましょう。
誰かの見た目を判断するとき、以下のような部分が無意識に見られています。

  • ・表情
  • ・姿勢
  • ・歩き方
  • ・服装
  • ・髪型、メイク

特に前半3つはその人の普段が現れる部分であり、今回はその中でも「姿勢」に焦点を当て、見た目における第一印象UPを目指します。

確かに、普段の姿勢が悪くても、短時間だけ正すことなら難しくありません。しかし、疲れてきたり気が抜けたりするときにこそ、いつもの状態が出てしまうものです。実は、その姿が意外と見られているかもしれませんよ。

この機会に美しい姿勢の意識を身に付け、好印象をGETしましょう!

● 今から意識できる改善ポイント

「面接時の正しい姿勢」などといったアドバイスは、既にどこかで書かれているものを見ることもあるかもしれません。ただ、癖を持っている人がいきなりパーフェクトに直すのは困難ですし、普段からその姿勢を心がけようという気にはなれないのではないでしょうか。

そこで、見た目に大きく関わる姿勢として、当てはまったら改善すべきもの3つを以下に挙げました。

チェックポイント

  • ・ストレートネック
  • ・巻き肩
  • ・前かがみ

もしも当てはまっていることに気がついたら、その都度姿勢を直すことを心がけましょう。姿勢が悪くなっている人は正しい姿勢を保つための筋肉が不足していることが多いので、継続的な意識を続けることが改善へのカギとなります。

● ストレートネック

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本来あるべき首の骨のS字カーブがなくなってしまっている状態で、さらに首が前に飛び出たようになっていることも。不自然に顎が出て見えたり、首もすぼまって見え、美しくありません。

【原因】
原因として多いのが、首を前に倒して下向きにスマホを使用している状態が長く続くこと。特に筋力の弱い女性がなりやすいです。見た目が悪いだけでなく、身体に様々な悪影響も引き起こします。

【正しい姿勢】
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まず顎を引き、それから後頭部も引いて頭の重みをきちんと肩の上に乗せた状態が正しい姿勢です。鎖骨のあたりから胸も張ります。ただ、まっすぐになってしまった骨はすぐに直せませんので、症状に効くストレッチなどを試してみてください。

● 巻き肩

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肩甲骨がハの字に広がってしまい、肩が内側に入り込んだようになっています。肩甲骨は肩の後ろ側を覆う三角系の骨です。猫背ではないのに姿勢が綺麗に見えないという場合は、肩が丸まっているのかもしれません。巻き肩はストレートネックにも繋がってしまう姿勢です。

【原因】
こちらもスマートフォンやPCの使用の影響があるそうです。特にPC作業をするときの机の高さが合わないと、不自然な姿勢から肩甲骨が内側に丸まってしまう癖が付いてしまいます。また、横向きで寝ると肩を横から押しつぶすことになるので、これも原因となります。

【正しい姿勢】
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背中の中心のほうで肩甲骨を寄せるような姿勢を意識します。このとき肩を上から後ろへ回すような動きを経由すると、肩が上がらずに正しい形になります。

● 前かがみ

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背骨が前に向かってカーブしている状態で、猫背と言われる姿勢で一番わかりやすいものです。目線が下がりがちになるため、自信が無いように見えたり、暗い印象に思われてしまいます。

【原因】
普段座っているときの骨盤の位置が正しくないと、バランスを取るためにその上の背骨も曲がっていきます。骨盤が上向きに傾いた状態が癖になってしまうと、立っているときの姿勢も崩れてしまいます。

【正しい姿勢】
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座るときには、椅子の背もたれの付け根と腰の間に空いている隙間を埋めるように、骨盤を正しく立たせます。
一方、立ったり歩いたりするときには目線を水平に上げるように意識をすると、前かがみになりにくいです。

● 人に見てもらおう!

まずは自分の姿勢を客観的に把握することが大切です。とはいえ、鏡の前だと姿勢も変わってしまいますし、客観的に判断するのはなかなか難しそうですね。

そういうときは誰かに簡単に見てもらうのが早くてオススメです。相手が専門家でなくとも、客観的に見てもらうだけで自分ではわからなかった癖を教えてもらえるかもしれません。

また、普段から疲れに悩んでいるという人であれば、お金はかかりますが一度整体を訪れてみるのも良いです。継続的に通えない場合でも、自分の状態を把握すれば日常生活で改善していくためのヒントにすることができます。

● 最後に

就職活動の際、身だしなみなどのチェックに関してはよく言われていると思いますが、第一印象のために姿勢を改善しようと思うことはあまり無いのではないでしょうか?姿勢の良し悪しを自覚している人もそうでない人も、自分の佇まいが初対面の人にどういう印象を与えそうか、客観的に考えてみると良いかもしれません。

(2016.1.24)
Asami Kimura

著者紹介

木村麻美Asami Kimura

横浜国立大学大学院環境情報学府修了。 独学でIT企業のデザイナーへ。 ストーリー性のある音楽や、ポストロック等が好み。
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