今年(2017年)のバレンタインチョコレートはもう決めましたか?百貨店や洋菓子屋さん、コンビニにもバレンタインチョコレートが販売され、2月は街中がバレンタイン一色に染まります。お店を歩くだけで、色とりどりのチョコレートやパッケージデザインを目にすることができますね。今回は、2017年に販売されている、パッケージが素敵なバレンタインチョコレートをご紹介したいと思います。
編集・執筆 / ARAAKEMAYU, AYUPY GOTO
● バレンタインチョコの準備はできましたか?
みなさんはバレンタインチョコレートを購入しましたか?バレンタインやホワイトデーのように、特別な日にあわせてこだわって作られたチョコレートのパッケージデザインは、より上品に、美しく、また可愛らしくみえます。ぜひこの機会に、好きな人やお友達、お世話になっている人に、感謝の気持ちを込めてチョコレートをプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
● パッケージデザインも素敵な
バレンタインチョコをピックアップ
チョコレートの女王
▼ GODIVA
箱でも缶でもないパッケージデザイン。まるでコンパクトミラーのようなアイテムの中には、綺麗なチョコレートが入っています。食べ終わっても、小物入れに残しておきたくなるパッケージデザインです。もう一つのデザインは、おとぎ話の絵のような可愛らしいイラストが描かれていますね。箱によって絵柄が違い、どれも鮮やかな色彩で統一されています。
GODIVA 公式サイト
まるで魔法の本のパッケージ
▼ 銀座コージーコーナー「GINA MA GINA」
まるで魔法の本のようなパッケージデザイン。みなさんもお馴染みの、銀座コージーコーナーのチョコレート。スリーブやしおり、表紙のデザインなど細かいディテールにもこだわりが詰まっています。3種類全て集めたくなるデザインです。
銀座コージーコーナー オンラインショップ
アンティークな絵柄がかわいい
▼ カファレル
アンティークな絵柄が可愛らしい、カファレルのパッケージデザイン。外国の絵本の一ページのような絵柄に、女性なら思わず手を伸ばしてしまいそうです。
カファレル 公式サイト
チョコレートの宝石
▼ DelReY
宝石型のチョコレートが魅力的なDelReY。チョコレート一粒一粒も宝石の形をしていて、食べるのがもったいない、飾っておきたくなるデザインですね。
DelReY 公式サイト
チョコレートのジュエリーボックス
▼ Galler
Gallerのバレンタインパッケージは、チョコレートのジュエリーボックス。何段もあるジュエリーボックスに、ジュエリーを見立てた色とりどりのチョコレートが閉じ込められています。たっぷり入ったチョコレート、毎日少しずつ食べて、長い時間楽しむことができますね。お値段は決して安くはありませんが一度は憧れるリッチなバレンタインチョコレートです。
Galler 公式サイト
フランスの遊びごごろが詰まっている
▼ JEAN-PAUL HÉVIN
真っ赤なドレスの女の子が特徴なパッケージデザイン。フランスのチョコレートのお店ということもあり、デザインにもフランスらしいの遊びごころが詰まっています。バック型のパッケージデザインや、キスマークのグラフィックなど色合いもとても魅力的です。
JEAN-PAUL HÉVIN 公式サイト
惑星のチョコレート
▼ フーシェの惑星チョコ
一粒一粒を惑星に見立てたチョコレート。キラキラ光る絵柄がかわいい、チョコレートがあまりにも美しすぎて食べるのがもったいないくらいです。宇宙好きにはたまらないですね。
フーシェの惑星チョコ オンラインストア
色とりどりのパッケージ
▼ BbyB. GINZA
カラーチップのような色とりどりなパッケージデザイン。16種類のフレーバーがそれぞれの色を表しています。シンプルなデザインではありますが、何種類も買ってしまいたくなるチョコレートです。スリーブ箱に入った色合いも素敵です。
BbyB. GINZA 公式サイト
温かみのある手描きのイラスト
▼ People Tree
フレーバーごとに描かれた手描きイラストがかわいいパッケージ。色鉛筆風のタッチの絵柄がとても魅力的です。仲の良いお友達に渡したくなるチョコレートです。
People Tree 公式サイト
真っ赤なリボンが魅力的
▼ HENRI LE ROUX
HENRI LE ROUXのパッケージデザインは真っ赤なリボンが特徴的。このリボンに、女の子の気持ち全てが詰まったデザインです。また箱には、青海波や七宝の日本伝統模様が描かれています。箱の表面やリボンの質が高級感を出しています。
HENRI LE ROUX 公式サイト
女の子らしさが詰まったグラフィック
▼ AUDREY
女の子のグラフィックについ目をとめてしまうパッケージデザイン。このデザインを手がけたのは、PARCOのポスターなどを手がけているKIGI(キギ)の渡邉良重さん。チョコレートやお菓子はどれも苺を使い、グラフィックにもその苺の可愛らしさが伝わって来ます。色とグラフィックどちらにも魅せられるパッケージデザインです。
AUDREY オンラインショップ
和菓子屋さんのチョコレート
▼ 白金堂
このパッケージをデザインしたのは、日本を代表するグラフィックデザイナー永井一正さん。ウサギのヴィジュアルがとても印象にのこるパッケージデザインです。白金堂が和菓子屋さんであることから、日本らしさがしっくりと伝わってくるデザインになっています。
まるで異国のグラフィック
▼ CHAPON -Bean to Bar-
箱のエキゾチックなグラフィックの装飾に思わず目が止まるパッケージデザイン。このチョコレートを作り出すパトリス・シャポンさん自身がパッケージデザインも手がけているそうです。チョコレート一粒一粒の模様も美しく、ずっと眺めていたくなるチョコレートです。
CHAPON -Bean to Bar- 公式サイト
チョコレートの採掘ができる!
▼ THE CHOCOLATE COSMOS
チョコレートで出来た巨大な鉱山を採掘することができる、クローカの「THE CHOCOLATE COSMOS」。昨年のバレンタインで話題になり大行列にもなったお店です。今回は「宇宙」がテーマとなっていて、土星や月、謎の氷の惑星など、全てがチョコレートでできています。惑星のかけらを集めているような瓶のパッケージも乙女心をくすぐります。
●最後に
どのパッケージデザインも、そのチョコレートの上品さや美しさ、可愛らしさをより引き出すデザインとなっていましたね。今回はパッケージデザインを注目して紹介していきましたが、バレンタインに向けた特設WEBサイトや商品のディスプレイ、ショップの空間演出など、バレンタインのためにさまざまなデザインが行われています。行事ごとのデザインに注目して、吸収してみるのもいいかもしれません。ぜひこの機会に百貨店や専門店に足を運んでみてはいかがでしょうか。

著者紹介
荒明真柚araakemayu
武蔵野美術大学造形学部デザイン情報学科2017年卒業。グラフィックデザイン、パンフレットや本のエディトリアルデザインを主に勉強しています。最近はラジオを聴くのにはまっています!
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