次世代の可能性に乗る。VRを知ろう

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ゲーム業界は家庭用ゲーム機から、スマートフォンの時代へと変化してきました。そして近年、次世代プラットフォーム「VR(ブイアール)」が発売され、ゲームやエンタメ業界など、さまざまな分野で注目を集めています。
「VR」を利用すると一体どのような体験ができるのでしょうか。まだ「VR」の知識がないクリエイターの方は、視野を広げ、表現幅を広げる機会になるかもしれないので、知っておくと良いでしょう。今回は「VR」の可能性について、体験情報も含めてご紹介したいと思います。
編集・執筆 / Haruna Kawanabe, AYUPY GOTO

目次

  • 1.VRについて
  • 2.デバイス制作に取り組む企業
  • 3.コンテンツ制作に取り組む企業
  • 4.VR体験情報
  • 5.はじめて方のオススメはハコスコ
  • 6.最後に

1. VRについて

VRとは、バーチャルリアリティ(仮想現実)の略式名称およびヘッドマウントディスプレイという頭に装着してVRを体験をするデバイス、コンテンツのことを指します。
ヘッドマウントディスプレイはゴーグルのように装着するものが多く、装着することによって360°バーチャルの世界を体験することができます。つまり、VR・ヘッドマウントディスプレイは、装着するだけで違う場所や別世界にいるような体験ができる次世代デバイスなのです。
VR市場はスマホやタブレット市場の次に来るであろうプラットフォームとされ、2016年は続々とVRゲームが登場し、ゲーム界に転換期が来るとも言われています。
FaceBookやYouTubeにではVRで映像が見られる機能が追加され、ゲーム業界だけでなくコミュニケーションサービスや動画サービスでも注目されています。

HTC社 VRがわかる動画

2.デバイスに取り組む企業

VRを体験することのできる様々なデバイスが開発されているので、一部ご紹介したいと思います。

オキュラス
コンシューマー向けに提供している「Oculus Rift」「Oculus Touch」という専用コントローラーで「触る」体験ができるのが特徴です。
箱にはXboxコントローラーが同伴しています。他にもFaceBookと連動したサービスを展開し、VRサービスにおいて大きな存在です。
「Oculus Rift」はWindows 7 SP1以降に対応しています。
オキュラスVR
https://www.oculus.com/ja/

サムスン
オキュラス社と合同開発でスマートフォンを装着することでVRを体験する「Gear VR」を提供しています。映像、アプリなどコンテンツは「Oculus share」から提供されています。ただし対応機種がGalaxy S6 、S6 edgeに限定されています。
サムスンVR
http://www.samsung.com/jp/product/gearvr/#home

ソニー
「Play Station VR」は2016年10月リリース予定の「Play Station4」に対応した製品です。
既にリリースされている「Play Station Move」をいかしたゲーム性、高グラフィックや期待コンテンツなど注目度が高いです。
ソニーVR
http://www.jp.playstation.com/psvr/

グーグル
スマホ向けの「Google Cardboard」通称ハコスコをリリースしています。ダンボールの箱に対応アプリや映像をインストールしたスマホを入れるだけVR体験を楽しめるサービスを展開しています。
グーグルVR
https://www.google.com/get/cardboard

HTC
人気PCゲームプラットフォーム「Steam」に対応した「Vive」 をリリースしています。この「Opne VR」は「Steam」に対応したAPIを公開しているので周辺機器メーカーがコンテンツに合ったデバイスを制作しやすいなど特徴があります。
HTCVR
https://www.htcvive.com/jp/

FOVE
リリースされた「FOVE」の特徴はヘッドマントディスプレイに備え付けられた視線追跡機能です。装着者の視線を検知することでキャラクターとのアイコンタクトなどコントローラーに頼らない新しい操作が可能です。
フォーブ
http://www.getfove.com/jp/

3.VRコンテンツ制作に取り組む企業

日本企業ですと、株式会社コロプラは「白猫VRプロジェクト」をOculus Rift版 / Gear VR版をそれぞれリリース。その他にもスマホ向けのVRアプリや、Oculus Rift版のVRコンテンツを2タイトルリリースしており、積極的にVRコンテンツの開発に力を入れています。
また、グリー株式会社も、Oculus Rift版の2タイトルをリリース、今後もVRコンテンツをリリース予定です。
2016年10月リリース予定の「Play Station VR」だけでも国内34社、全世界230社以上が参入を表明しています。
さらにアプリやゲームだけではなく、サービスとしてVR事業への参入を表明している企業も存在しています。

4.VRが体験できる!?イベント情報

個人で買うのはハードルが高い!?そんなあなたは、VRが体験できる会場まで遊びに行ってみましょう。

G-tune
秋葉原 住所:東京都千代田区外神田3-13-7
名古屋 住所:愛知県名古屋市中区大須3丁目12-35
秋葉原と名古屋にて常設されています。「Oculus Rift」で複数のコンテンツを体験可能です。
http://www.g-tune.jp/content/oculus_rift/access.html#contents

VR ZONE
住所:東京都江東区青海 1-1-10ダイバーシティ東京プラザ3F
お台場ダイバーシティにて2016年中旬までお台場で期間限定オープンしました。メール登録による事前予約や時間制限があるが様々なジャンルのゲームが体験が可能です。
https://project-ican.com/

SKY CIRCUSサンシャイン60展望台
住所:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ サンシャイン60ビル・60F
サンシャインシティ展望台にて家族や友人と楽しめる体感型コンテンツです。
http://www.skycircus.jp/?_ga=1.230839007.1551067893.1462944095

VR THEATER
関東地方31店舗で「Gear VR」を使用し、映像作品を見ることが可能です。
http://interpia.ne.jp/vr/theater/

横浜スタジアム「360ベイスターズ」
住所:神奈川県横浜市中区横浜公園
横浜スタジアムにて2016年シーズンの横浜スタジアム主催公式戦71試合で開場後~7回裏までVRを使って選手の練習風景を見ることが可能です。
http://www.baystars.co.jp/360/

ザ・ヴァーチャル
住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1−1
ハウステンボスゲームの王国にて「Oculus Rift」を利用したゲームが体験可能です。
http://www.huistenbosch.co.jp/event/hashilus/

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5.はじめてのオススメはハコスコ

ここまで読んでVRに少しでも興味を持った方には、ぜひ1度、VRを体験していただきたいと思っています。しかし、購入するのはデバイスの価格が高いことや、場所や時間の問題から簡単ではありません。
そんな時には、先ほど簡単に紹介した「Google Cardboard」通称“ハコスコ”の購入をオススメします。ハコスコは、amazonで600〜1500円程度で購入することが可能です。動画やアプリをインストールするだけで、場所に縛られず家や教室など様々な場所でVR体験ができます。
ハコスコVR
http://hacosco.com/product/

6.最後に

VRのようにデバイスと身体の距離が近くなってきた現代、感覚と視覚情報は密接な関係にあります。実際にVRを体験してみることで、新たな表現の可能性に気付けたり、改善点や疑問点を見つけることがあるかもしれません。
現在ですとスマートフォン等の携帯機器が、誰もが持ち歩く身近なデバイスとなっていますが、今後その「スマホ」が「VR」に変わる日がやってくるかもしれません。VRなど、最先端の機器で表現されているようなデザインの仕事が、世の中に存在することを視野にいれて今後活動すると、表現幅が広がってくるかもしれませんね。現在多くのIT企業で、VR開発を進めている部署が存在しているので、VR開発に携わることは決して夢のような話ではありません。次にVRコンテンツを作るのはあなたかもしれませんよ。

(2016.5.18)
HarunaKawanabe

著者紹介

川鍋春菜HarunaKawanabe

多摩美術大学 美術学部 情報デザイン学科 情報デザインコースに 所属しています。UI/UXやサービスデザインについて勉強しています。 趣味はアニメ、アナログゲーム、デジタルゲームなどなど。
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