クリエイター百科|塚野大介|デザイナー

塚野 大介つかの だいすけ

Designer

1988年 京都府出身。物心つく頃から絵を描くことに楽しさを見出し、
京都造形芸術大学情報デザイン学科コミュニケーションデザインコースに入学。
当初はイラストレーターの仕事に興味があったが、デザインの授業に触れ、
もっとあらゆる分野を横断するような活躍をしたいと思うようになり、
アートディレクターやグラフィックデザイナーの仕事を志すようになる。
2011年に本学を卒業後、東京にてデザイン事務所やデザイン部がある企業を3年ほど転々する。
2014年3月に札幌の株式会社COMMUNEに行き着き、デザイナーとして生き抜く日々を過ごす。

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  • デザイナー 塚野大介さんの業務内容
  • ロゴデザイン
  • パッケージデザイン
  • ブックデザイン
  • 小型グラフィック
  • フライヤーデザイン
  • ポスターデザイン
  • サインデザイン
  • イベントの接客対応
  • イベントなどの記録撮影
  • ネーミング
  • コピーライティング
  • WEBデザイン(コーディングは除く)
  • 掃除
  • 来客対応
  • メール対応
  • 打ち合わせ
  • 備品発注
  • コンペティションの準備・手配

WORKS

HOKKAIDO MINI JAM[NORTH FARM STOCK]

パッケージデザインを担当

北海道の素材にこだわった農産加工食品を製造・販売しているNORTH FARM STOCKのジャムのデザインを担当しました。ジャムの「J」をスプーンのように見立て、三角形が色違いに混ざり合っている様子が、まさに鍋から甘い香りを放つとろとろに混ざり合う工程を軽快に表現しました。入社して初めて手がけたデザインだけあって個人的に思い出深い作品です。
アイデア出しからデザインに至るまでを担当し、何度も代表の上田さんにチェックしてもらいながら、最終的な細い詰めは上田さんに仕上げていただき、完成。3案のデザインを先方に提案しましたが、そのうち提案できた私の案はそのひとつだけでした。しかし、それが採用された時の感激と驚きは忘れられません。

01_MINI_JAM

北海道マスタード&レリッシュ・北海道マスタード&昆布[NORTH FARM STOCK]

パッケージデザインを担当

こちらは、NORTH FARM STOCKのマスタードのデザインを担当しました。味には2種類あり、ピリッとした刺激的な味わいと北海道で採れたタマネギと昆布をモチーフにパターンを作成することで、心躍るような味のリズムを表現しました。
作品によって苦戦するものもあれば、思ったよりうまく通った作品とありますが、この作品は後者になります。進め方や発想の方法など、うまくいかない時といく時にはどんな違いがあるのか、作った作品を見返すと得るものはたくさんあります。

02_MUSTARD

RITARU ROLL[RITARU COFFEE]

パッケージデザインを担当

札幌のカフェ&ロースターのRITARU COFFEEが、年輪のロゴマークをモチーフに作ったオリジナルミルクレープの商品パッケージを担当しました。このデザインは、イベントの出店に合わせたもので、パッケージの特徴として積み重ねたりすることでパターンになり、商品パッケージがお店の空間を演出することがこのパッケージの条件でした。
そのため、パッケージを並べたり重ねることで魅力が倍増するパッケージの資料をたくさん集め、コンセプトとデザインの方向性を模索した結果、ロゴマークを半分に切ったり、側面を斜め口のフタにしたりすることで今までにないデザインになりました。

03_RITARU_ROLL

KUNSEI COFFEE[RITARU COFFEE]

パッケージデザインを担当

同じく、RITARU COFFEEから出している燻製コーヒーのドリップパックのパッケージを担当しました。
この商品は新千歳空港にも置かれることから、他の商品群に埋もれない目を惹くデザインであることと、北海道のお土産としての魅力を伝えることが必要な条件でした。そこで燻製のイメージである炭をキーワードに商品パッケージ自体が燻製されているかのような真っ黒なパッケージに、商品名を金の箔押しにすることで、一際異彩を放つデザインになりました。また、北海道のマークを入れ、コピーを入れることでお土産としての魅力も伝えることに成功しました。

04_KUNSEI_COFFEE

QUEST PAPER[株式会社 教育と探求社]

エディトリアルデザインを担当

株式会社教育と探求社から発行されているタブロイド紙で、高校生たちが実在の企業から出される課題や成功者の人生を取り上げて、一年間を通してアイデアを練り、プレゼン大会に挑む教育プログラムを紹介する冊子です。
その説明だけ聞くと、とても堅苦しく感じるような印象ですが、写真やインタビュー記事を読むと、知の甲子園と呼称したくなるようなドラマがあって
勝手に歴代の熱闘甲子園のエンディング曲をBGMに作業した記憶があります(笑)ただ、デザインは手に取ってもらえるように、シンプルにしつつ、キーカラーを使い、カジュアルにすることで、先入観のイメージを払拭するようなデザインにしました。

05_QUEST_PAPER

株式会社COMMUNECREATIVE SALON MEET.

(2015.8.25)

著者

後藤あゆみ

はたらくビビビット編集長。 フリーランスで“『ツクル』を仕事にしたい未来の子供たちのために。”を、コンセプトとして活動。クリエイター支援、スタートアップ支援を行っています。おばあちゃんになるまでに美術館をつくるのが夢です 。

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