学生クリエイターのための就活サイト「ViViViT(ビビビット)」を、みなさんは利用していますか?今回は、「ViViViT」ユーザーでもある私(Shione)が、ViViViTに新しくついた<アルバム機能>をどのように利用しているのか、機能使い方や利用するメリットをご紹介したいと思います。「ViViViT」ユーザーの方で作品の見せ方に悩んでいる方は、是非一度目を通してみましょう。
編集・執筆 / SHIONE, AYUPY GOTO
●ViViViTって?
クリエイターのための就活サイト「ViViViT(ビビビット)」とは、クリエイターを目指す学生のための就職活動サービスです。
作品の写真や情報を投稿するだけで、簡単にWEB上のポートフォリオを作成できます。そして、そのポートフォリオを見た様々な企業の採用担当さんからスカウトが来たり、自分からコンタクトを取ったりすることができます。自分の作品やスキルをベースに企業と直接やり取りできるので、従来の就職活動よりもスムーズに選考を進めることができます。
「ViViViT」について詳しく知りたい方は、下記の記事もご覧ください
学生クリエイターのためのクリエイティブな就職活動の仕方 ーViViViT 編ー
クリエイター向け就活サイト「ViViViT(ビビビット)」の活用方法
〜制作会社デザイナー職編〜
3D×ポートフォリオ!Sketchfabで3D作品をアピールしよう
●アルバム機能って?
「ViViViT」では自分の作品やスキルをベースに企業と直接やり取りできます。つまり、大切になってくるのは作品の見せ方です。
「ViViViT」には「アルバム機能」という作品を投稿・編集する機能が新たに追加されました。このアルバム機能を使って、どのように作品を魅せることができるのか、使用方法をご紹介したいと思います。
アルバム機能の使い方
①画面上部にある「作品を追加」ボタンをクリック
画像・動画・3Dモデルのいずれかを投稿できます。
②アルバムの編集画面が開きます
タイトルやジャンル、作品の説明をここで編集できます。右上にある「公開する」をクリックするだけで、投稿が完了します。
途中でページを移動しても下書きとして保存されるので安心です。
◆アルバムにアイテムを追加
メインの作品画像の下にカーソルを持っていきクリックすると、アルバムに新たなアイテムを追加することができます。
画像1枚では作品の魅力を伝えきれない……そんなとき関連画像や動画を追加して、さらに説明を加えてみてください。
●何を伝えたいか考えよう
ただ作品を投稿して並べるだけではなく、自分の作品をどのような企業にどんな印象を持ってもらいたいかということを考えて、工夫することが大切です。
単なる自分の作品集ではなく、企業への自己紹介だと思って作ってみましょう。
「ViViViT」はみなさんにとっても、企業にとっても、自由度の高い就活サービスです。各企業の使い方は様々なので、あなたが投稿した画像・文章・スキルなど、どのような視点で見て、どれだけ細かくチェックしているかはわかりません。ですが、どの採用担当の方も必ず目にしている情報があります。それはあなたのポートフォリオページを開いて最初に表示される「一番最初の写真」「説明文」「スキル」の三つです。
この三つをしっかり押さえ、何を作っている人なのか一目でわかるようにしておくと良いでしょう。
また、私の場合は同じ制作の項目でも、アルバム内に全て入れるのではなくどうしても独立して見せたいという場合は分けるようにしています。その際は同じ制作だと分かるように、タイトルにカッコ書きをつけて統一しています。(例:制作物のタイトルが「ブランディングデザインの制作」の場合、横に<パッケージデザイン><WEBデザイン><ロゴデザイン>に分けて、各アルバムを作る。)
●ポイントを押さえた見せ方
自分の作品を例に、アルバムを作る際のポイントをいくつかご紹介します。
サムネイルで表示される項目「一番最初の写真」「説明文」「スキル」
この部分は一番見られるところだと思うので力を入れて作っています。
トップになる画像は小さく表示されても目を引く画像を選択します。
説明文は、紙のポートフォリオ同様で<コンセプト><ターゲット><制作期間>などを明記すると良いと思います。
アルバムのレイアウトは自由!
制作過程順に流れを作って見せる、写真の間にテキストを入れて説明を追加するなどの工夫ができます。
紙のポートフォリオのページレイアウトをする時と同じ気持ちで作ると、より良いポートフォリオページが完成すると思います。
●最後に
「ViViViT」上のポートフォリオページは、あなた自身を表します。アルバム機能を最大限活用して、あなたの作品の魅力がしっかり伝わるように表現してください!
作品のメッセージが伝わるか、どのような印象を持ってもらいたいか、相手にとってわかりやすいポートフォリオになっているか、再度見直してみましょう。これからも「ViViViT」は便利な機能を追加して、あなたが充実した就職活動をおくれるようにサポートしてくれるはずですよ。
(2016.6.8)
著者
はたらくビビビット
ポートフォリオとデザインのリファレンスメディア