制作中の強い味方!ツナギ?エプロン?作業服、どうしてる?

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油絵や日本画、彫刻、工芸……などの芸術系の学科の学科の方は、制作中に手や洋服が画材で汚れてしまうことが多いですよね。
みなさんは制作する時、どのような作業服を着ていますか?
観察していると、制作する時の格好にも、学科ごとの特徴や人それぞれのこだわりがあると思いました。
美大生が長い時間着ている作業服。今回は、そんな十人十色の作業服の中から代表的なものや、簡単な作業服の作り方などをご紹介します。
編集・執筆 / RINA SAITO, AYUPY GOTO

● 作業服の効果って?

「作業服」というと、作品を作らない方々からすれば“着る機会のないもの”と思うかもしれませんが、学校の制服や仕事用にしている服など、私たちは知らず知らずに行く場所することによって、自然と服装を切り替え、意識を変えているのではないでしょうか。
作業服は、場所ごとに自分の気分や、振る舞いも切り替える役割があると言えると思います。
制作用の作業服の場合、服を汚さないという機能も重要ですが、筆者の私自身、作業服に着替えると「よし、制作頑張ろう!」と思えるので、作業服に着替えることは、集中するため、良い作品を作るために大切なステップだと思っています。

● 個性が光る!種類さまざまな作業服

美大生が多く着ている作業服は下に着ている服が汚れない、脱ぎ着しやすいといった点が重要なポイントです。実際に私が美大に通っていて目にした、美大生が実際に着ている、様々な個性的な種類の作業服をご紹介します。

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ツナギ

ツナギは、美大生に限らず、色々な場所で使われる定番の作業服ですが、制作をする美大生にも一番人気です。学校内にある画材店にも販売されていますし、カラーバリエーションが豊富なので、自分の好きな色のツナギを選ぶことができます。つくりも丈夫なので、主に油画科や彫刻科などの芸術系の学科の学生が着ていることが多いです。
 

エプロン

エプロンは、日々の生活の中で目にする機会も多いですよね。100円ショップなどでも販売されていて手に入りやすいので、一番手軽な作業服だと思います。軽い作業の時などにも、すぐに脱ぎ着もしやすいので一枚持っておくと便利です。日本画系の学生が使っていることが多いです。

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ジャージ

ジャージは、中学や高校時代のものを着ている人が多いです。卒業したら使わなくなってしまうので、再利用できるのも利点です。作業服は使っている途中に汚れてしまうものなので、一番最初に何を着ようか迷ったら、中学・高校時代のジャージを使用するのがオススメです。
 

スウェット

着心地がいいので、作業服がスウェットの人もいます。あたたかくて柔らかい、着心地の良いスウェットは、より快適に制作したいという美大生の気持ちが現れているのではないかな?と私は考えています。着ている服の上から着れないことが多いので、学校では着替えるのが面倒と思うかもしれませんが、本当に集中したい時などには、気持ちも切り替わりますし、とても良い作業服だと思います。

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割烹着

エプロンと同じく、料理の時に使う割烹着ですが、腕の部分まで布があるのでより下の服を汚しにくく、着ている服の上から着れるので脱ぎ着もしやすいです。しかし、丈が短いものなどは、下に着ているスカートやズボンが汚れてしまう可能性があるので注意が必要です。
 

白衣

白衣を着ている人もいます。白衣といえば、医師が着ているイメージが強いかと思いますが、実験する時などにも使われています。汚れから身を守る用に作られたものなので、制作の時も同じように作業服として役に立ちます。もちろん着ている服の上から着ることができるので、さっと羽織って、すぐに制作に取り掛かることができます。

● 自分の作業服を作ってみよう!

色々な作業服の種類をご紹介しましたが「もっと自分の使いやすいものが欲しい」「制作している時も可愛いものが着たい」と思った人もいるのではないのでしょうか?私も様々な種類の作業着を着ましたが、自分のこだわりが強く、制作しやすい作業着を探すうちに、自分で作ったほうが早いんじゃないか?と思い、作業服を自作して使っています。ここでは、簡単な作業服の作り方や、そのアイデアの探し方をご紹介します。

直線裁ちで作る作業着

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用意するものは、好きな布(長さ1m以上推奨)、リボン2本(各40cm以上推奨)、糸です。ミシンがあればすぐにできてしまいますが、手縫いでも直線のみなので、簡単につくることができます!

▼作り方
①布を裏返し、二つ折りにします。
②布をさらに二つ折りにし、頭を出す部分を作るため、ハサミで切ります。
③布を広げ、頭が通るかどうか確認し、お好みで調節してください。
④布の端を図のように折り込み、赤い点線の部分を全て縫います。下に重なっている布の端もすべて縫います。
⑤図のようにリボンを縫いこみ、赤い点線の部分を縫います。お好みですが、上部20cm程は開けないと腕が通らなくなってしまうので注意してください。
▼布を裏返したら完成です!
作業に合わせて、リボンを緩めたり締めたりすることもできます。

これ以外にも、大学や地域の図書館、Pinterest(ピンタレスト)などで簡単な服の作り方が載っているので、これらを参考にしながら、自分だけのオリジナルの作業服を考え、ポケットをつけるなどのアレンジをしてみても良いかもしれません。

● 最後に

ご紹介した以外にも、古着など、着なくなった服をリメイクして作業服にしている人も目にします。作業服は、絵画や彫刻といった学科によっても違いが出ますし、人それぞれのこだわりや、個性が出る部分だと思います。より快適に制作するために、是非自分に合った作業服を探してみてください。

(2017.7.3)

著者

齊藤梨奈

多摩美術大学 絵画学科 油画専攻を2019年3月に卒業。 古着屋、雑貨店巡り、服やアクセサリー作りをするのが好きです。

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