ポートフォリオ百科|Web業界デザイナー職内定 加藤敏美さん

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今回ご紹介させていただくのは、来年からWeb業界でデザイナーとして働く、加藤さんの就活ポートフォリオです。
Webコンテンツやプロジェクトなど、コンセプトやユーザーありきの作品を多く制作してきた加藤さん。”自社サービスをつくっているWeb業界”という、希望業界に寄せた作品を多く掲載しています。
作品や自分自身のことを丁寧にまとめられたポートフォリオを、早速覗いてみましょう!
編集・執筆 / YOSHIKO INOUE,AYUPY GOTO

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加藤 敏美さん

かとう としみ

多摩美術大学美術学部情報デザイン学科情報デザインコース4年。就職活動では、ViViViTをメインに活用しながら複数の企業に出会う。現在は自身の卒業制作に奮闘しながら、学科卒制展の委員長も務める。

PICKUP!

まず、ポートフォリオ制作でこだわった点を教えていただきました。

”自分は何者で、これから何をしたいのか”一目でわかる表紙に

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加藤さん:自分がどんな人物か一目でわかる表紙です。「この人はどこの大学で何をしてきたか。これから何をしたいのか」ということが伝わりやすい仕上がりを意識しました。採用担当の方と自分との認識違いが起こらないようにしたいと思ったからです。そのため、表紙に大学名や希望業界、これまでの経験(UI/UX/サービスデザイン……など)を書いています。

人柄がしっかり伝わるよう、デザイン以外の経験もアピール

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加藤さん:プロフィール紹介のページもこだわりました。美大生には珍しく大学までスポーツに打ち込んでいたという経歴があったので、それはアピールしたいなと思ったんです。経験したスポーツや使用PC、職歴などをイラストで見せ、何をしてきたのか一目でわかるようにしました。スキルの部分は、ポートフォリオサイトとして利用していたViViViTのデザインを参考にしました。

ポートフォリオ一問一答

●制作した時期

大学3年3月終わり〜4年4月の始め

●コンセプト

作品のコンセプトがよく伝わる、且つ制作活動以外の経験もアピールできるポートフォリオ

●掲載した作品内容

グラフィックデザイン(少し)、Webコンテンツ、アプリ、サービスデザイン

▼コンセプトや制作プロセスをくわしく記載しているため、2.3ページにわたって1作品を紹介している。
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●サイズ・ページ

A3横構図・30ページ

●作成に使ったソフト

Illustrator

●ポートフォリオの制作プロセス

(1)ViViViTに投稿していた作品とプロフィールを整理、選別
(2)(1)で選んだ作品画像をA3用に組み立て
(3)大学1,2年時の作品を整理、追加
(4)illustratorで編集
(5)キンコーズでリング製本

▼グループワークの作品も掲載。自分の担当箇所を明記している。
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●製本・印刷方法

キンコーズを利用

●かかった費用

印刷代に2500円くらい

●ポートフォリオを作る上で参考したもの

ポートフォリオがまとめて紹介されているサイトや、ViViViTのプロフィールページ

●これからポートフォリオを制作する人へのアドバイス

紙のポートフォリオをつくる場合も、違う媒体で見てみると新たな発見があるため一度Web上のポートフォリオで作品を整理して紙に起こすことをおすすめします。「とりあえず作品整理」の心持ちでWebポートフォリオを作ってみるとスムーズだと思います。
私の場合、ポートフォリオができていない時点で希望の会社方に提出するように言われ、何が何でも作らなきゃいけない状況になりました。「完璧なポートフォリオができてから就活に挑むぞ」というよりも、「とりあえず就活しながらレイアウト考えよう」という心持ちでも良いのではないかと思っています。

はたらくビビビット編集部より

作品をつくった背景やコンセプトなど、テキストを多めに構成されている加藤さんのポートフォリオ。
作品数がとても多いというわけではありませんが、自身の作品から自信のあるものや思い入れの強いものを抜粋し、丁寧に紹介しています。
また、一つ一つの作品の冒頭で、作品のテーマ・コンセプト・使用ツール・自己評価をまとめて記載しています。その後”努力した点””反省点”も記載し、作品制作を通しての思考回路を表しています。ただの作品集ではなく、その制作を通して学んだこと、成長した部分がしっかり書かれているため、加藤さんの制作に対する姿勢が伝わってきます。
サイトなどで紹介されているポートフォリオを参考にしながら、良いなと思ったデザインは取り入れたという加藤さん。まずは見る側目線で、「伝わりやすい表現」を研究し、どんどん取り入れてみるのが良いかもしれません。
加藤さん、ご協力ありがとうございました!

加藤さんの就活についてのインタビューはこちら!

 

Yoshiko Inoue

著者紹介

井上佳子Yoshiko Inoue

女子美術大学卒業。 はたらくビビビットのインターンを経て、ビビビットに新卒入社しました。 2016年印象に残ったまんがは吉野朔実の「period」です。
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