ITクリエイターのカツヤク- 日本最大級のインターネット企業で働く、二人のトップデザイナーの共通点とは?

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美大を卒業してIT業界に入り、日本最大級のポータルサイト、ヤフー株式会社(以下、ヤフー)のトップデザイナーとしてご活躍中のお二人。大学時代に学んだことや、現在に至るまでのお仕事で、経験されたエピソードなどをお伺いします。お二人が持つデザインに対する考え方とはどのようなものでしょうか?ヤフーへ興味のある学生はもちろん、少しでもIT業界が気になっている学生は必読です。
編集・執筆 / AYUPY GOTO, ASAMI KIMURA

青柳 麻紀あおやぎ まき

2008年新卒入社 COO事業推進本部 黒帯 ビジュアル設計

多摩美術大学 美術学部 情報デザイン学科

瀧 知惠美たき ちえみ

2009年新卒入社 データ&サイエンスソリューション統括本部 黒帯 デザイン思考

多摩美術大学 美術学部 情報デザイン学科

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専門性に優れたエキスパート人財に送られる称号、“黒帯”と呼ばれる二人。

― お二人の現在の肩書きを教えていただけますか?

青柳さん:
メディアカンパニーのスタートページ事業本部という、ヤフーのトップページが集約されている部署のデザイナーとして働いています。肩書きはビジュアル設計「黒帯」をいただいております。

瀧さん:
私は社外向けには「UXデザイナー」ということが多いです。社内ではデザイン思考「黒帯」として、デザイン思考の教育、推進活動をしています。

「黒帯」制度とは

ヤフーには、専門性に優れたエキスパート人財を「黒帯」に認定し、その活動を手厚く支援する制度があります。黒帯に認定されるのは、「ある分野に突出した知識とスキルを持っているその分野の第一人者」。
認定された社員には褒賞金と活動予算が付与され、それぞれの分野のエバンジェリストとして社内外で活躍しています。「黒帯」は社員5,439人※のうち24名、うちデザイナーは4名。今回お話を伺うお二人は、その4名のうちの2名です。
※2015年3月時点

― お仕事内容はどういったことをされていますか?

青柳さん:
「Yahoo! Sonomy」というアプリのデザインを担当しています。また、スマートフォン版トップページのUIデザインについて、「黒帯」として関わらせていただいています。また、社内で勉強会を開いたり、スキル向上施策のようなことを行っています。

瀧さん:
主な仕事としては、4月から新しく出来た「データ&サイエンスソリューション統括本部」という部署の「クリエイティブサイエンス」という、データ分析をするチームにいます。その中で、UXなどを考慮したデータの活用方法を考えようというところにこれから挑戦しようとしています。他にもデザイン思考の推進活動もしています。

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多くのユーザーに使ってもらえるデザインがしたい!美大で身につけたスキルを活かしたステップアップ

― お二人がIT業界に興味が湧いた理由を知りたいと思っています。学生の頃はどういった専門で、どのような活動をしていたのでしょうか?

青柳さん:
2人とも同じ学部の学科で、「情報デザイン学科」という情報デザイン系の学科でした。それでもともとインターフェースや「ユーザーの行動をどうデザインするか」という授業を受けていて、UI設計を学んだり、自主的にWebサービスを作ったりもしました。私は2008年の新卒ですが、情報デザインという言葉すら「なんだそれ」という時代だったので、自分たちも何をやっているかよくわかっていなかったところがあります。

― 高校生の時に情報デザイン科を受けようと思ったのはどうしてですか?

青柳さん:
第一志望がグラフィックデザイン学科、第二志望が情報デザイン学科で、第一志望が落ちてしまったというありがちなパターンです(笑) ただ、もともと高校生の時に「自分の作品を世に公開したい」という理由でサイトを運営していたことがあったので、抵抗はなく、授業にもすぐ馴染めました。運営していたのはガラケーの待ち受け画像配信サイトで、イラストを描いていました。

瀧さん:
私は情報デザイン学科が第一志望でした。私は絵があまり得意じゃなくて、情報系勉強をしたくて理系の大学を最初は探していました。しかし、学校を探していく中で、「情報デザイン」という新しい分野を知って、「情報を可視化する」というのが新しいことができそうで面白そうだったので、多摩美の情報デザインを受けました。入学してみるとグラフィックに行きたかった人ばかりで、少し驚いたことを覚えています(笑)

― 大学ではどういったことを学んだのでしょうか。

青柳さん:
コンセプトメイキングは多かったです。サービスデザインをして、それをインターフェースにどうやって落としこむか、といった内容の授業がありました。けれども元はグラフィック志望だったこともあり、最初の1,2年はやっぱり紙をやりたいと思っていました。そこで自分で授業とは別で作品を作ったり、友達のイベントのフライヤーを作ったりしていました。1,2年はあまり真面目に授業をしていませんでした(笑)

瀧さん:
1、2年生の授業は基礎を学ぶ授業が多かったです。私は2年生の時にたまたま、地域の大学生が運営しているフットサル大会の関係者の方々に誘われて、ホームページやポスターを作ってみないかと言われ、中央大学とか帝京大学などの周辺の一般の大学生に混じってサイトを作ったりしていました。当時は、課外活動から学ぶことが多かったです。

― 就活が始まったとき、どの業界を受けましたか?

青柳さん:
エントリーしたのはエディトリアルとIT業界で、学科の友達もIT系とかメーカー系が多いですね。

瀧さん:
私は製品のインターフェースデザインをやりたいなと思い、メーカー系を受けていました。IT系は「とりあえず受けておこう」のようなスタンスでした。Webサイトは学生の時に何個か作っていたりしたので、普通にサイトを作るだけじゃつまらない、PC以外のデバイスのインターフェースデザインをやりたいなと思っていました。

― 高校生の時は将来どういう仕事につきたいと思っていましたか?

青柳さん:
高校生のときはやっぱりポスターなどの紙がやりたかったので、広告系を目指してはいました。ところが大学に入ってみたらインターフェースの授業も楽しくて、そこからはどんどん情報デザインもいいなという風になっていきました。

瀧さん:
私は高校時代や1、2年の時は具体的にこれっていうのがなくて、本当に情報デザインっていう新しい分野をやりたいということしかなかったです。就職でも「とりあえず現場でデザインやってみないとわからないだろうな」というのがあったので、特にこだわりはありませんでした。

― 就職活動はどれくらいの数の会社を受けましたか?

青柳さん:
私は2社です。紙媒体のデザイン会社とヤフーです。

瀧さん:
私はメーカーを最初に受けました。メーカーが3年生の12月に、書類選考で作品を提出しなければいけなくて、3、4社に課題やポートフォリオを提出しました。書類選考までは全ての会社で通過したので、3月頃には2次選考を受けました。選考内容は会社に行って約1週間で課題をこなすという形式です。しかし2次選考で全て不採用になってしまいました。2月頃からIT系を受け始めました。IT系でエントリーしたのは3、4社くらいだったと思います。ヤフーから内定をいただいたのは4月くらいでした。

― ヤフーさんへの就職を選んだのはどういった理由ですか?

青柳さん:
ユーザー数が多いからいろんな人に見てもらえるというところが一番ですね。他の会社の説明会にも行ったのですが、早めに決まったこともあり、やりたい仕事もできそうだったので内定承諾しました。

瀧さん:
私も、多くの人に使ってもらえるからというのが強いです。あとは会社説明会にも参加して、大学の先輩も多かったので安心感がありました。情報デザイン学科の人は毎年ヤフーに入社していますね。

何でも挑戦できる環境、それがヤフー

― 入社する前はどんな不安がありましたか?それともWebについては美大でかなり勉強されていたそうなので、あまり不安はなかったのでしょうか。

青柳さん:
卒業して働くってこと自体がかなり不安でした(笑)

瀧さん:
私はビジュアルデザインがあまり得意ではなく、独学でやってきたのでこれで大丈夫なのかな、という不安はありました。ですが、入社してみたら研修でしっかり教えてもらえたので良かったです。

青柳さん:
私の時は研修がなかったので、最初から部に配属されてOJT (On the Job Training) で先輩がついてくださりました。先輩が個人的に課題をくださるのですが、すぐ実務に入って、実際に仕事をしながら学びました。こんなに多くのユーザーを抱えたサービスのデザインを、入社してすぐに手掛けるのは少し怖かったですね。「私が作ったものがリリースされちゃうのか」と思っていました。

瀧さん:
デザイナーの研修が行われるようになったのは、私の代からですね。研修をやった後、私は自分で一から考えて作りたいっていう思いがあったのですが、なかなか新卒でそこまでやらせてもらえなくてモヤモヤした時期もありました。最初は苦手意識があったビジュアルデザインのチームに配属されてどうしようかと思っていましたが、上司に一から企画に関わりたいと言い続けていたら、少しずつそういう仕事も回していただけるようになりました。

― ビジュアルデザインというチームがあるのですか?

瀧さん:
インタラクションデザイン、ビジュアルデザイン、ウェブディベロップメントという3つの領域がデザイナーの中にはあって、私はインタラクションデザインをやりたいなと思っていました。「インタラクションデザインはベテランがやる」という社内の風潮があったのですが、結局インタラクションデザインの仕事をさせてもらえたので、言えばやらせてもらえますね。今の新卒であればどんどんチャレンジさせてもらえると思います。

ヤフーのデザイナー職の3つの領域

ヤフーのデザイナー職は主に3つの領域から構成されている。後に別の領域に移ることや、複数の領域にまたがった業務も可能。
●インタラクションデザイン (ID)・・・サイトの配置や構成を考え、導線設計を行うデザイン領域。
●ビジュアルデザイン (VD)・・・IDで考えられた構成に対して、色味付けなどの見た目のデザインをする領域。
●ウェブディベロップメント (WD)・・・HTMLやCSS、JavaScriptを使用して実際にページとして落とし込んでいく領域。

青柳さん:
自分の意見を言ったら先輩たちが任せてくれるというのはひとつあります。「Yahoo! JAPAN」ロゴは、日によって季節やイベントを表したイラスト加えられ、変化することがあるのですが、私はそれに目をつけました。入社してすぐに「制作全体会」という制作担当だけが集まる会があり、新卒はそこで挨拶をするのですが、私はそこで「Yahoo! JAPANロゴのイラストを描きたいです」と言ったんです。言ったらすぐ調整して「やってみる?」って声かけてくださって、そこからイラストの仕事とかも社内でやらせてもらえるようになりました。「声を上げればなんでもできる会社なんだなぁ」と入社してすぐに思いました。

― ヤフーでデザイナーとして働くやりがいと魅力はどういうところですか?

青柳さん:
やっぱりユーザー数が多いことです。あとは、もう「インフラ」になっていると感じています。3.11の時はヤフーがすぐに対応して、そのときのユーザーに必要なニュースを持ってきたり、政府と連携して必要な情報を出したり、いち早くやりました。そういうスピード感と姿勢がいいなと思います。貴重な体験をさせてもらっています。

瀧さん:
追加で言うとすれば、自分でやりたいと思ったことが柔軟にできることですね。私が今やっているデザイン思考の推進活動もですが、実は自分が自ら主体的に始めた活動です。きっかけは社外で行っているワークショップに出席して、それを「社内でも同じようにやってよ」と言われて軽く始めたことだったのですが、とても需要が高かったので続けてきました。毎回、上司に確認取るというフローがなくても、興味があることに取り組めることは良い所だと思います。

― 今まで働いた期間で、強く思い出に残っているお仕事・エピソードはありますか?

青柳さん:
3.11の時に全てのサービスの更新が止まってしまったのですが、そのあと自分も何かしたいなと思っていた時に、「節電・停電」というサービスを立ち上げようとしている方がいて、有志で人を集めていたので、私も手を上げて参加しました。サービスは、毎日「節電メーター」というものを載せて、「今日はこのくらい電力に余裕がないから使わないようにしよう!」と呼びかけるページです。そのときは意思決定も早く、上の人に確認もせずに制作が進んで、驚くスピード感でリリースしたのが印象に残っています。またそのサービスは、グッドデザイン賞も頂きました。

瀧さん:
私はひとつ挙げるなら広告系の業務で担当していたもので、デザイナーが先頭に立って企画から提案してリリースまで行いました。 広告の運用ツールはすごく複雑で、専門知識がないと使うのが難しいです。初めて運用ツールを使う広告主でも使いやすいようにしたいという話が出ました。実際の広告主の方にヒアリングをしに横須賀まで行き、商工会議所でセミナーを開催しました。そういった業務に同行させてもらい、直接お話を聞き、課題を見つけて必要だと思うものを提案・プロジェクト化してリリースするところまでを中心メンバーとして任せていただきました。それがちょうど3年目だったと思います。それは頑張った思い出があります。

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主体性があれば何処までも挑める!ユーザーファーストなデザインで、会社を成長させたい。

― 美大で4年間学んだことは現職にどのように活きていますか?お話を伺ったかぎりすごく活きていると思いますが(笑)

青柳さん:
そうですね(笑) 美大ではすごく基礎的なことをガッツリ教えてもらいました。だから会社で先輩に難しいことを言われても、基礎が自分の中にしっかりあったから理解は早かったなという感じはします。

― 新卒入社の同期と比べたら、知識があるほうでしたか?

瀧さん:
そこはちょっと分かれていると思っています。美大では、直接Webデザインの作り方はほとんど教わらなかったですし、むしろ専門学校に行っていた人のほうが、コーディングがバリバリできる人がいたりします。美大ではWebデザインというより、デザインするうえで使う人のことをどう考えるかなど、基本的な考え方を4年間かけて身につけたと思います。

― どういう学生がヤフーでデザイナーとして働くことが向いていると思いますか?また、入りたかったら、経験しておくべきことがあれば教えて下さい。

青柳さん:
主体性がある人が絶対向いています。自分で率先して勉強して自分で提案できる、自分の足で動ける人は向いていますね。また、ヤフーには「ヤフーバリュー」という行動規範があるので、その価値観と近い人はヤフーに向いていると思います。

― ヤフーバリューとは

ヤフーバリューとは成果を出すための行動規範であり、また「何のために、いかに仕事をすべきか」を明確にするもので、日々の仕事や人事制度をはじめ、ありとあらゆる場面に盛り込まれています。詳細はこちら

瀧さん:
何でも自分で学んで身につけようという意欲があれば、絶対このスキルがないといけないとか、そういうものは特にないです。最低限のスキルは必要だったりはしますが、ただどちらかと言うと考え方やプロセスとか、どういう指向性を持っているかなどはものすごく大事にしています。スキルは会社に入ってから身につくものではあるので、学生時代にスキルを持っていることが絶対ではないです。

― 美大生は、広告業界やゲーム業界に行きたいという学生が多いと思うのですが、それに対してIT業界に来てデザインやものづくりをする魅力を教えて下さい。

青柳さん:
IT系ではアーティスト要素はあまりありません。ユーザビリティやビジネス要件、全てをクリアするものを作らなければいけないというのが、他業界と少し違うかもしれません。そこが面白いところですし、それを面白いと思える人は進んでほしいと思います。

瀧さん:
IT業界以外の人と話すと、IT業界は常に最新の情報に触れながら、時代の変化に対応していこうという意識が強いのがいいなと思っています。社外の人との交流みたいなのも結構盛んで、勉強会なども開かれることが多いので、そういうところでいろんな人と情報を交換しあう文化があるのはいいな、と思います。

― 新卒で入ってから今まで仕事をする中で、仕事に対する心情的な変化が起こった節目はありますか?

青柳さん:
私は災害系のサービスをやった時が節目です。入社した時からそれまではヤフーのデザインを良くしたいという気持ちがすごくありました。でもそれは自分が良いと思うデザインを体現したいという、一人よがりなものだったんです。災害を節目に、本当に人が必要としているものを作らなければいけない。自分よがりじゃないんだ。自分はアーティストじゃないんだ、ということに改めて気付きました。そこから仕事に対する気持ち・取り組み方みたいなのは結構変わりました。

瀧さん:
節目になったのは5年目になった時にチームリーダーになったことです。それまではずっと普通にデザイナーとしてプロジェクトに入って良い物を作ることだけを考えて取り組んでいました。ですが、リーダーになってメンバーのことを見るようになった時期から、「デザイン思考」という勉強会の推進など始めるようになりました。自分のこと、プロジェクトのことだけを考えるだけでは、チームとして成長できないですし、デザインに対する考え方を、それぞれが社内に共有しないと、会社としても成長できないと思ったのです。「デザイン思考」のワークショップは現在の受講メンバー600人は超えていると思います。デザイナーなど職種は関係なく、多くの人が職種関わらず受けています。

― 今後の挑戦したいことを教えてください。

青柳さん:
直近はウェアラブルデザインのインターフェースデザインをしたいなと思っています。もうひとつは、ヤフー全体のデザインを良くするということを大きな目標として掲げています。

瀧さん:
私はデザインの重要性や必要性というのがまだ社内に浸透しきっていないのではないかなと思っています。挑戦したいこととしては、デザイナーの人が入ることでもっと良いサービスが出来るというところを全社的に広めていきたいし、そういう思考をデザイナー以外の人もちゃんと理解して、皆で一緒に作っていけるようになったらいいなと思っています。ちょっと大きい夢は…、会社は会社としての利益を追求すると思うのですが、ちゃんと社会に貢献するサービスを提供できるといいなと思っています。本当の意味でユーザーファーストの会社が、もっと日本に増えてほしいと願っています。

学生時代の幅広い経験が、良いものをつくりだす引き出しとなる。

― アドバイスを含め、クリエイター職を目指す学生にメッセージをお願いします。

青柳さん:
学生のうちにたくさん遊んで、いろんな経験をしてほしいなと思います。デザインも引き出しがいっぱいあったほうがいいので、時間があるうちにいろんなものを見に行ってほしいです。たくさんインプットすることで、表現の幅が広がると思います。勉強は入ってからでもできるので、今しかできないことを探ってください。

瀧さん:
青柳さんの話もその通りだと思って聞いていました。視野を広く持ってほしいとは思っているので、いろいろな経験をするのもそうですし、「ITだからITのことだけ知っておけばいいや」という風にはなってほしくないとは思います。「デザインだけやっていればいいでしょ」と、なってほしくはないですし、幅広くチャレンジしてほしいと思っています。

― 最後に2015年のインターンシッププログラムをお二人が企画していらっしゃるということで、その内容に関してご説明をお願いします。

青柳さん:
今年のインターンの中の「UX&UI Design」というプログラムを企画しています。サービスデザインと、実際にユーザーの声を聞いてちゃんとしたUIに落とすまでを課題として、体験してもらいながら学んでもらおうというインターンになります。

瀧さん:
この夏は、ヤフーの「黒帯」というスペシャリスト達と一緒にインターンできることを推しています。会社の雰囲気を知るということももちろんありますし、実際にすごい人たちと一緒に体験をすることで、夏の思い出を作ってもらいたいと思っています。エンジニア・デザイナー中心でいろんな分野があり、その中でUX&UI Designを私達が考えています。6月16日まで募集しています。

― どんな学生に会いたいですか?

青柳さん:
ガツガツ来る学生です。積極的に取り組んでくれる学生。

瀧さん:
ちゃんと自分で一から考えたいという学生ですね。

青柳さん:
ユーザーの声を聞くためのインタビューは、瀧さん中心でかなりガッツリ取り組むので、そういったことに興味がある人もいいと思います。

瀧さん:
webのスキル自体はそこまで問いません。基本的なスキルがあればいいかなと思います。

― お二人ともお話ありがとうございました。

黒帯インターンシップ 〜Yahoo! JAPAN Internship 2015〜

黒帯とは-
ヤフーでは専門性に優れたエキスパート人財を「黒帯」と認定しています。
黒帯に認定されるのは「ある分野に突出した知識とスキルを持っているその分野の第一人者」。
2015年夏、ヤフーが誇る黒帯たちと一緒にものづくりの現場を体験してみませんか?
《黒帯インターンシップエントリーはこちら

(2015.5.29)

著者

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K村

UI/UXデザイナーとして働く会社員。コピーライティングを学んでからマーケティングへの関心が強くなった。SF的なものが好き。はたらくビビビットのインターン1期生。

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