「就職活動」に苦手意識を持っている学生は、まずGMOペパボのライブ(会社説明会)に参加したほうが良い。

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就職活動を行う際、企業と出会うきっかけのひとつに「会社説明会」がある。
就職活動に苦手意識を持つ学生からすれば、知らない企業やスーツを着た学生が沢山集まる「会社説明会」の雰囲気に、違和感や圧迫感を感じるかもしれない。しかし、最近では一般的な会社説明会とは一味違う、ユニークなイベントを行う企業も増えてきている。今回、就職活動や会社説明会に苦手意識を持つあなたにご紹介したいのが「GMOペパボ」の会社説明会だ。
編集・執筆 /AYUPY GOTO

●就活生のキックオフイベント!?「会社説明会」って何?

あなたは「会社説明会」と聞くと、どのようなイメージを持つだろうか。

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会社説明会は、さまざまな業界や業種の企業が一堂に会して行われる「合同企業説明会(合説)」と、ひとつの企業が自社オフィスなどで開催する「単独会社説明会」の2種類があります。 企業が就活生に向けて会社の理念や事業内容などをPRし、選考に進んでもらえるように興味を持たせる場となっているのです。

会社説明会って何?|仕事百科

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会社説明会には、リクルートスーツを着て身だしなみを整えた就活生がたくさん集います。こういった就活イベントに慣れていない学生からすると違和感を覚えたり、就活への不安から萎縮してしまう人がいるかもしれません。

こういった就職活動や会社説明会に苦手意識の強い学生が、馴染みやすく参加しやすい場はないものでしょうか。

ユニークな会社説明会があると聞いて、「GMOペパボ」に行ってきた!

ある日、「GMOペパボ株式会社」から会社説明会の招待状が届きました。
「GMOペパボ」は、ハンドメイドマーケット「minne」やレンタルサーバー「ロリポップ!」、ネットショップ運営サービス「カラーミーショップ」をメインとした様々な個人向けインターネットサービスを提供している会社です。
噂によると、「GMOペパボ」がユニークな会社説明会(単独会社説明会)を開催するとのこと。 クリエイティブな企業の会社説明会とは一体どのようなものなのか、気になったので一度伺ってみることにしました。

会場についてみると!?派手なデザイングッズが展示されていた

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会場に入ると何やら派手な装飾が……。
案内されたのは、200名ほど入る劇場。配られた手提げ袋には、会社説明のパンフレットや説明会のプログラムシート、そして何故か来場者全員にライブなどで使われる「ペンライト」が配られていました。

▶︎ プログラムをチェックしてみる

説明会に行って、もし説明会のプログラムシートが配られているようでしたら、質問したいことを探したり、会社の情報を整理したりすると、説明会の時間を有意義に使うことができます。GMOペパボの説明会では、メディア担当者にプログラムシートが配られていたので、早速チェックしてみました。見てみると、約2時間コンテンツがぎっしり詰まっているようでした。

<GMOペパボ 大規模説明会スケジュール>

  • 13:30〜 開演
  • 13:35〜 パフォーマンス
  • 13:37〜 社長メッセージ
  • 13:55〜 会社説明動画
  • 14:00〜 職種別説明:エンジニア
  • 14:10〜 職種別説明:デザイナー
  • 14:20〜 職種別説明:総合職
  • 14:30〜 職種別説明:カスタマーサポート
  • 14:40〜 新卒入社社員スタッフトーク
  • 15:00〜 役員・事業部長スタッフトーク
  • 15:25〜 人事担当挨拶
  • 15:30〜 エンディング

「ん、待てよ。13:35〜の2分間のパフォーマンスってなんだ。」


会社説明会が始まるとオープニング映像が流れ初め、かわいいアニメーションと一緒に簡単な会社説明が始まりました。そして、 「前の座席を蹴らないでください」というアナウンスがしつこいほど流れる(笑)。

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どこに行っても、前の座席を蹴るのは絶対に止めましょうね!(笑)

映像にみんなが夢中になっているそんな時、急にギターやドラムの音が鳴り響いたのです……!!

「!?」

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「PEPABO DEATH」vocal担当|GMOペパボ 代表取締役社長 佐藤健太郎氏

「え、歌ってるんですけど。」

目の前に現れたのは、GMOペパボの社長や役員や事業部長の方々……ではなく!?メタル系バンド!?!?!?
会場は「会社説明会……???」状態でした。

プログラムに書かれた“パフォーマンス”って、これのことだったのか……。

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会場の空気を気にせず、激しいライブを続けるメタルバンド「PEPABO DEATH」。社長……ではなくヴォーカルは歌が上手で、演奏のレベルも高い……。
学生も会場の雰囲気に慣れてきたのか(?)ペンライトをふり始めていました。

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  • “ペパボデス! ペパボデス! ペパボデス!
    学生のみんな〜〜〜盛り上がってるか〜〜〜い!?
    今日は僕たちのラストライブに来てくれて、どうもありがとう!!!
    本当に名残惜しいけど、今日で解散なんデス!!!”

会場からは「いえ〜〜〜い!」という声援

「今日で解散なんかい!!!!」
 
心の中ではツッコミが絶えません。

 
そして、音楽が鳴り止んだと思うと、急に真面目なスライドが現れました。
メタルバンドの格好をした佐藤社長はマイクを手にして

  • “じゃ、ここからは会社説明を始めるんでよろしく★”

何事もなかったかのように、爽やかに会社説明を始めました。この会社は一体……。

ライブ!?説明会!?どちらにしてもGMOペパボは良い会社だ

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最初に佐藤社長からは、GMOペパボの「ビジョン」と「ミッション」、働くうえでの「考え方」や「事業内容」についてのお話。

GMOペパボは「もっと おもしろくできる」という企業理念を掲げている会社です。
GMOペパボがつくっているサービスはもちろんのこと、働いてる人たちの環境や生活も“もっと面白くできるよね?”と、常に面白いことを生み出す姿勢を意識しているそうです。例えばこの会社説明会もそう、世の中にある“当たり前”をもっと面白くする。改善を日常的に行うことで、世の中がどんどん面白くなるはず。それがGMOペパボが目指し、挑戦している世界なんだそうです。

また、GMOペパボのミッションは「インターネットで可能性をつなげる、ひろげる」ことです。
会社立ち上げ初期に初めたサービス「ロリポップ!レンタルサーバー」は、個人が自己表現や自己発信をするホームページ作成ができるように、世の中にインターネット表現を広げるために立ち上げたレンタルサーバーサービスだそうです。“自己実現や自己表現を可能にするための、インターネットインフラを提供し続ける”“圧倒的No.1の、個人の実現を支援するサービスをつくり続ける”そんな会社を目指しているそうです。

 

● GMOペパボが大事にしていることは?

「そして、GMOペパボでは働くうえで大切にしていることが3つあります。」

  • 1. みんな仲良くすること

    • “まず1つ目は「みんな仲良くすること」について、会社なのでみんなが同じ方向を向いて仕事をしています。インターネットを使った仕事といえど、つねに社内ではコミュニケーションをとっています。なので、社内で働く人の中に苦手な人がいれば、会社に行くこと自体が嫌になる。会社に楽しく通えなければ、お客様に良いサービスを提供することはできません。まず、自分たちが楽しく働ける環境をつくらなくてはいけないのです。イベント、ツール、挨拶などを通して、社内で働く人同士が仲良くできる環境づくりを、GMOペパボでは積極的に行っています。”
  • 2. ファンを増やすこと

    • “2つ目は「ファンを増やすこと」。これはサービスを使ってくださっているユーザーさんだけでなく、取引先の方や家族や友達など、GMOペパボのファンになってもらえるように努力しています。これは、日常的に謙虚な姿勢であることや、おもてなしの心を示すことによって、いろんな人に会社を好きになってもらえる可能性があると思います。”
  • 3. アウトプットすること

    • “そして最後、3つ目は「アウトプットすること」です。私たちはインターネットで表現する人たちを増やす事業を行っています。なので、私たち自身がインターネットで表現する人たちにならないと、お客様のことを理解することができないし、お客様にとって良いサービスを提供することができません。なので、まず私たちが先陣をきってアウトプットしていきましょう!と言っています。”

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    見た目とのギャップに不安がありましたが、説明はとてもわかりやすく、GMOペパボで働く方々の人柄や社内の雰囲気が伝わってきました。

    ● GMOペパボのデザイナーの働き方とは?

    はたらくビビビット読者が1番気になる情報!?GMOペパボではたらくデザイナーさんたちは、一体どのようなお仕事をされているのでしょうか。
    GMOペパボで働いているシニアデザイナーの岡田さん(通称:デミさん)から、デザイナーの仕事内容について説明がありました。

    ▼ デザイナーの仕事とは

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    GMOペパボのサービスの目に見えるものをつくるのが、デザイナーのメインのお仕事です。

                 

  • サービスサイト
                 
  • アプリのインターフェース
                 
  • ロゴ、アイコン、グラフィック
                 
  • バナー、広告
                 
  • コンテンツ、キャンペーン

    ですが、それだけがデザイナーの仕事ではありません。実際は目に見えにくいものも、デザイナーはつくっています。

                 

  • サービスに触れた時の「体験」
                 
  • ユーザーの「目標」と、その「達成」
                 
  • サービスや企業のブランド・共感
                 
  • ビジネスをユーザー目線で翻訳すること

    サービスを通じてユーザーさんにどのような体験をしてほしいのか、ユーザーさんは何をやりたくてサービスに触れたのか、どうやったら達成できるのかを考察するのも仕事です。

    言い換えると、「目に見えにくいもの」を考え「目に見えるもの」に変換するのが、GMOペパボのデザイナーの仕事なんです。

    ▼ さまざまなサービスデザインの領域

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    • “サービスデザインの仕事の領域をグラフにしています。
      円のまわりにはディレクターさんや、エンジニアさんなどの業務が繋がっていて、共同で仕事している部分もあります。”

    ▼ GMOペパボのデザインプロセス

                 

  • 1. アイデア出し(新規事業・キャンペーン・協業)
                 
  • 2. プロトタイピング(ペルソナ・課題設定・ペーパーモックなど)
                 
  • 3. 開発(ビジュアルデザイン・コーディング)
                 
  • 4. リリース(動作検証・ABテスト)
                 
  • 5. 検証(申込数・DAU・SNSでの拡散など)

    • “キャンペーンや新規事業を行う際、まずは「アイデア出し」から始まります。全職種で集まって、どのような機能や事業や企画があったら良いか話し合います。そこから良いアイデアがあれば、レビューを挟んでアプリ機能の模型となる「プロトタイピング」を制作します。いろんなものをつくり試した上で、そのままつくれそうな「プロトタイピング」を完成することができれば、エンジニアさんとタッグを組んで「開発」に入ります。ここで初めてデザイナーはビジュアルのデザインを行います。ここで何度がレビューして、問題なければそのまま「リリース」します。
      ただ、GMOペパボの場合は「リリース」して終わりではありません。実際お客様がどのように使っているのか、「アイデア出し」や「プロトタイピング」作成時の狙い通りの動きになっているのか、数値を追って検証して振り返りを行います。”

    このサイクルを繰り返しながら、サービスを成長させていくのが、デザイナーの仕事の進め方だそうです。

    ▼ こんな人と働きたい!GMOペパボが求めるデザイナー

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    GMOペパボは、
    「インターネットが大好き」
    「デザインが大好き」
    「自分で考え、手を動かし、ユーザーと会社をいい感じにしたい」
    この3つの条件にあてはまるデザイナーを求めているそうです。
    この条件にあてはまる学生さん、全てには当てはまらないけどGMOペパボに興味を持った学生さんは、一度応募してみるといいかもしれませんね!

    ● クリエイティブなこだわりが詰まった説明会!

    何をするにしても手を抜かないGMOペパボ、説明会の会場や演出など細部にいたるクリエイティブのこだわりには驚きました。

    ▼ 映像やスライドのクオリティが高い

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    説明会の合間にいくつか映像が使われていたり、プレゼンスライドを使っての説明が行われていたのですが、アニメーション・モーショングラフィック・グラフの作成など、この説明会のためだけに準備されたとは思えないクオリティの高さに驚きました。ありきたりな表現はなく、ひとつひとつにクリエイターの方々のこだわりを感じます!

    ▼ 社内の様子がよく伝わる写真

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    写真は社内の雰囲気を伝えるツールのひとつ。社内の日常風景やイベント風景など、多くの写真が説明会の中でも使われていました。働く人たちの顔や表情がよく見えたのが好印象でした。一眼レフで撮影されたであろうクオリティの高い写真に、ついつい視線が集まります!

    ▼ 演出の世界観を統一

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    今回の会社説明会テーマは「ビジュアル系バンドのライブ」だったと思うのですが、グッズのデザインはもちろんのこと、会場にいるスタッフは全員スタッフTシャツを着て、トークセッションの登壇者は全員赤メッシュを入れていたりと、会場全体の世界観を統一していることで、違和感なくライブの雰囲気にそまってしまった就活生が多かったのではないかと思います。

    ●実際のところ、会社説明会がライブってどうなの!?参加者の声

    結局、会社説明会がライブってどうなの!?会社のこと理解できたの!?
    そんな疑問を感じたあなたは、ぜひ #ペパボ新卒 で、検索してみてください。SNSでのつぶやきが許可されていたこともあり、参加者の方々の素直な感想をチェックすることができます。

    ●当日来れなかった人は必見?録画を要チェック

    GMOペパボの会社説明会に行きたかったけど行けなかった!ユニークな説明会を体験してみたい!そんな方は、当日の録画がアップされているので、ぜひチェックしてみてください。

    ● 最後に

    「もっと おもしろくできる」という企業理念をもとにつくられた、GMOペパボの「会社説明会」。従来の概念にとらわれない、とてもユニークで楽しい会社説明会でした。また、ただユニークなだけでなく、ライブ演出を通して企業のビジョンやミッション、社内文化や働く人々の様子をしっかり伝えることが出来る内容だったことに、新たな価値を感じました。
    「もっとこんな説明会が増えたらいいのに」という就活生の声もありましたが、こういった会社説明会が世の中に増えれば、もっと就活に積極的に挑める学生が増えるのかもしれませんね。来年はどのような会社説明会を企画してくれるのか、今後のGMOペパボの展開が楽しみですね!

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    PEPABOY DEATH(GMOペパボ)のみなさま、解散ライブ(新卒説明会)お疲れ様でしたー!

    (2016.5.8)
    Ayupy Goto

    著者紹介

    後藤あゆみAyupy Goto

    はたらくビビビット編集長。 フリーランスで“『ツクル』を仕事にしたい未来の子供たちのために。”を、コンセプトとして活動。クリエイター支援、スタートアップ支援を行っています。おばあちゃんになるまでに美術館をつくるのが夢です 。
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