「どのように就職活動を始めたらいいかわからない!」と悩む美大生・専門学生のために、ViViViTのマスコットキャラクターである「キュピピット」が、就職活動をスムーズに進める方法をご紹介させていただきます。前回は、「エントリーシートの書き方」「ポートフォリオの郵送の仕方」「選考課題」の3点について学びました。今回、鈴木とキュピピットは企業説明会に参加します。企業説明会のときは何が大事で何が必要なのか、一緒に学んでいきましょう!編集・執筆 / FUMIE HINO, AYUPY GOTO
● 登場人物紹介
説明会に参加しよう
デザイナー職の企業説明会は、一般職と違い、必ずスーツで参加しなくてはいけない企業は少なく、私服指定が多いです。しかし、私服指定だからと言ってラフな格好でいいということではありません。企業側の方々は、ただ自分の会社の説明をするだけではなく、説明会に来てくれた学生の皆さんのこともよく見ています。スーツとまでいかなくても、きちんとした格好(オフィスカジュアルなど)で説明会に参加しましょう!
企業説明会が終わったあとなどに、人事にポートフォリオを見てもらえる機会があるかもしれません。ポートフォリオが完成していなくても、人事の方はアドバイスをくれます。貴重な機会なので、積極的に見せにいくと良いでしょう。頂いたアドバイスをもとに、しっかりとポートフォリオをブラッシュアップすると、実際の選考のときにアピールになります。
説明会って何?
身だしなみも大事なビジネススキル!好印象なヘア・メイク
企業説明会でできること
企業説明会中は、メモなどを持って行って、仕事内容や気になった点を記入しておきましょう。企業の目指しているビジョンは何か、企業のPRポイント、細かい仕事内容など、会社のwebサイトには載っていない情報も説明してくれます。メモした内容はいつでも見返せますし、面接準備のときにもとても参考になりますので、メモは忘れずに持って行きましょう!
説明会後によく質問の時間を設けられますが、多くの学生がいろんな質問をします。焦らず、本当に疑問に思ったことがあれば質問するようにしましょう。ただし、説明済み、または企業のwebページなどで知ることのできる情報の質問はしないよう気をつけてください。
他にも、企業説明会以外にデザイナー職向けの就職活動のイベントなどもあります。いろんな企業と出会うことができ、ポートフォリオのアドバイスもたくさんもらえる貴重な機会ですので、是非参加してみてください!
美大生・専門学生も参加するべき!クリエイター向けの就活イベントって?
「キャリア展:TOKYO」に学生クリエイターが大集合
面接準備
エントリーシートや選考課題が通ったら、次はいよいよ面接です。企業分析、自己分析はしっかりと行っていきましょう。
自分が今まで行ってきたこと、現在行っていること、これから行いたいことを書き出し、関連性、一貫性のある内容にまとめてみましょう。
他にも、デザイナー職はデザイナー面接以外の人事面接や役員面接でも、ポートフォリオを見せながら面接することが多いです。自分が1番自信のある作品、得意とする分野、目指したいデザインなど、ポートフォリオを見せながら説明できるようにしましょう。
面接では何を聞かれてもいいように、よく聞かれる質問などリサーチして事前準備をしっかりとしていきたいですね。次回はいよいよ面接です!鈴木は選考を進めることができるのか…次回もお楽しみに!
vol.5へ
(2016.2.24)
著者
日野文恵
武蔵野美術大学 デザイン情報学科所属。 イラストを描くことと可愛いものが好き。 趣味はゲーム実況プレイ動画をひたすら観ることです。 works:http://hinofu.tumblr.com/
記事一覧へはたらくビビビット
ポートフォリオとデザインのリファレンスメディア