3D作品を制作している方は、普段どのような方法で作品を発表していますか?
グラフィックや写真とは違い、動かさなければその魅力が伝わりきれないため、就職活動でも、紙のポートフォリオで企業に自分のスキルや作品の良さを伝えるのが難しいのではないでしょうか。
今回は、3D作品の投稿サイト「Sketchfab」(スケッチファブ)についてご紹介します。日本ではまだあまりなじみのないサイトですが、3D作品を制作される方は必見です!
編集・執筆 /YOSHIKO INOUE, AYUPY GOTO
●ViViViTで、3D作品が投稿できるようになりました!
近年、アニメーションやゲーム、CMに関わらず、さまざまな場面で3D仕様のものが使われています。そのため、3Dの制作スキルも、クリエイティブ業界の幅広い職種で求められるようになりました。
特にゲーム業界では、これまで2Dデザイナーしか採用していなかった会社が3Dデザイナー職の募集を始めたり、2Dデザイナーとして募集している会社で3Dスキルを持っていれば評価が高くなったりと、さまざまな動きがあるようです。
3Dデザイナーやクリエイターを採用する際に重要となるのが、やはり作品の量やスキルです。
クリエイター向け就職マッチングサービスViViViTでは、3D作品の魅力が企業へより正確に伝わるよう、Sketchfabを使った3D作品投稿機能を導入しました!
(→ViViViTについての記事はこちら)
●しかし、新機能公開後にTwitterにてアンケートをとってみると
こんな結果が……
★3D作品を制作する方にアンケート★
ViViViTでSketchfabを使った3Dモデルの投稿できるようになりました!活用しようと思いましたか?
たくさんの投票お待ちしているキュピ!— ビビビット (@vivivit_jp) 2016年5月2日
Sketchfabになじみがないので使わないという回答が、最も多いという結果になりました。
確かに、なじみのないサービスを使うことには抵抗があるかもしれません。しかし、作品の魅力を相手により良く伝える方法があるのに使わないのはもったいない!Sketchfabは、3D作品を制作する方にとって、すごく便利なサービスなのです。
今回は、Sketchfabとはそもそも何なのかというところから、実際の使い方までをご紹介します!
●Sketchfabとは?どんなサービスなの?
Sketchfab
「Sketchfab」(スケッチファブ)とは、YouTubeの3D版のようなもので、Web上で簡単に3Dモデルを公開・閲覧などができるサービスです。高機能なビューアーを搭載しており、タッチすると画面上で作品を動かせます。自分の作品を投稿したり、他人の作品に「いいね!」したりしながら、3D作品を通して世界中の人と交流できるのです。
●実際に使ってみよう!
Sketchfabの登録方法〜作品のアップロード方法
登録方法(無料)
①画面右上の「SIGN UP」をクリック
②ユーザ名・アドレス・パスワードを入力し、「CREATE ACCOUNT」をクリック
③「GET STARTED NOW」をクリック
④職業やスキルを入力し、「CONTINUE」をクリック
(この項目は任意です!記入しない場合はそのまま「CONTINUE」をクリック)
⑤興味のあるカテゴリを選択し、「CONTINUE」をクリック
(この項目も任意です!記入しない場合はそのまま「CONTINUE」をクリック)
⑥興味のある作品を選択し、「YOU'RE READY, LET'S GO!」
⑦チュートリアルの画面が出てくるので、「GOT IT」をクリック。登録完了!
作品アップロード方法
①右上の「UPLOAD」をクリック
②「CHOOSE FILE」をクリックして作品を選択
③作品を選択したら、「CONTINUE」をクリック
④タイトル・説明・カテゴリ・タグ・ダウンロードの可否を入力し、「CONTINUE」をクリック
(この項目は任意です!記入しない場合はそのまま「CONTINUE」をクリック)
⑤作品アップロード後、「PUBLISH ANYWAY」をクリック
⑥作品が公開され、URLが発行される
●最後に……ViViViTに3D作品を投稿するには?
作品公開後に発行されたURLをViViViTの作品投稿画面に貼り付けると、Sketchfabに投稿された作品がそのままViViViTにも公開されます。
▼ViViViTの作品投稿画面。こちらにURLを入力するだけ!
ViViViTは、自分の作品でさまざまなクリエイティブ企業へアピールできるサービスです。
Sketchfabに作品をたくさん投稿したら、ViViViTにもぜひ投稿してみてください。3Dクリエイターを求める企業からたくさん声がかかるかもしれませんよ!
ViViViT
(2016.5.24)
はたらくビビビット
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