やりたいことってなんだっけ?経験して見つけた「今の自分」にマッチした仕事|UIデザイナー スワン

今、デザイナーとしてやりたいことはなんですか?やりたいことができている人、できていない人、どちらもいらっしゃると思います。やりたいことができそう、と思って入社した方でも徐々に仕事やポジションに疑問を感じ始め、転職を考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、自分の変化に合わせてやりたいことを実現させてきたUIデザイナーのスワンさんに、転職のお話を聞いてみました。

編集・執筆 / Vivivit Murouchi

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スワン

株式会社メルペイ UIデザイナー

多摩美術大学絵画学科油画専攻を卒業後、新卒で入社した大手IT企業を経て現在は株式会社メルペイで金融、決済に関するサービスのUIデザインに従事。同時にアーティストとしてもギャラリーに所属し活躍中。noteにて「折れないクリエイターの歩き方」などクリエイターの生き方についての記事を執筆。
スワンさんのnote:https://note.mu/shiratoriyurie


スワンさんは株式会社メルペイで働くUIデザイナーです。美大の油画専攻を卒業後、大手のIT企業での従事を経て、2018年4月に転職されたとのこと。なぜファインアートからデザインに?そしてなぜ好待遇の企業から転職したのでしょうか?その答えは、その時々における「やりたいことの変化」にあったそうです。どんな変化があったのか、スワンさんの過去から現在まで根掘り葉掘り伺いました。

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▲スワンさんの人気のnote記事 折れないクリエイターの歩き方

◎デジタルが得意な油画学生のルーツはオタク活動から!?

ーー スワンさんはUIデザイナーとして働いていらっしゃいますが、油絵科だったのですね。入学時はデザイナー志望ではなかったのでしょうか?

入学前はデザイナーになることは考えていなかったです。母親の勧めでなんとなく美大のオープンキャンパスに行ってみたら一瞬で心を奪われました。「こんなに大きな絵を、自分と2、3歳しか違わない人が描いている!」と美大への道を決意しました。油絵の作品が好きだったので、油画専攻に。美大に決めてからも、その後どんな仕事をするっていうのは全く考えていませんでしたね。

ーー では、デジタルにふれるきっかけはなんだったのでしょうか?

元々二次元コンテンツのオタクだったので、中学生の頃からデジタルでイラストを描いたり、それを発表するために自分のWebサイトを作ったりしていました。「ホームページ・ビルダー」を使ったり、HTMLをWebで調べてメモ帳にコーディングしたり……。今考えると、それが自分のUIデザインデビューかも知れないですね(笑)。

ーー 2000年代は自分でホームページを作っている中高生も多かったですよね。それからもずっとWebの制作は続けていたんですか?

 大学に入ったときは自分のパソコンを持っていなかったので、デジタルでの制作に触れる機会がとても少なくなりました。そんなときに知人の勧めでロゴのデザインコンテストに応募してみたら、最優秀賞が取れて。その時の賞金で自分のMacBookを買ったんです。そこからデジタルの制作を再開して、かなりのめり込みましたね。マークアップの勉強もその頃に始めました。

ーー コンテストの賞金でパソコンを!ドラマチック……!運命的にデザインとつながっていますね。大学の頃からデザインのお仕事はされていたのですか?

その頃からWeb制作のお仕事を発注されるようになりました。当時はWebデザイナーが身近にいる人が少なかったようで、知り合いのツテでけっこう声がかかりましたね。

中でも、コミュニティサイトの立ち上げを手伝ったのが印象に残っています。代表の方からFacebookを通じて急に連絡があって。その方は学生で起業された方で、最初はうさんくさいと思っていたんですが、会ってみたら彼らがやっていることに興味が湧いてプロジェクトに参加することにしました。エンジニアとの共同作業では初めて知ることが多かったです。自分でもコーディングに挑戦しましたし、学んだり挑戦したりすることがたくさんありました。「投稿数が伸びないね、どうする?」など課題を持って、効果測定、サービス改善をしていくことも楽しかったです。自分は団体戦が好きなんでしょうね。

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ーー 学生時代に初めてのサービス制作。他には何かしていましたか?

2年生の終わりくらいにWebの制作会社でアシスタントを始めました。そこではデザインそのものに加えて、レイヤー名の付け方、バナーの作り方、デザインの相場感など、現場じゃないとわからないことも学べてとても良い経験になりました。すごく楽しかったので「これでお金もらっていいのかな……。」と心配になりながら働いていました(笑)。ただ、自分のスキルのなさに失望しましたね。その頃に「自分もデザイナーとして働きたい!」と現実的に考え始めました。なので当時は制作会社を目指していたんです。

ーー でも、最終的には事業会社に行かれたと。それはどんな理由があったのでしょうか?

いろんな会社のインターンに参加したり、エントリーしたりしたのですが、知れば知るほど自分がやりたいこととは違うと感じたんですよね。そのときにサービスの立ち上げの経験を思い出して「やっぱり自分はサービスを作ること、エンジニアと働くことが楽しい!」と再確認しました。

その後は事業会社に的を絞って就活を続けました。中でも入社した企業を選んだ理由はいろいろあるのですが、いい意味でギャップがあったんです。元々「営業が強い広告系の会社」というイメージがあったのですが、蓋を開けてみたらたくさんのサービスを手がけていて。「スマホのサービスを100個立ち上げよう!」とか、とにかく勢いがありました。一番最初に内定をもらった会社でしたが、決めかねていたら人事の方が「社員に会ってみますか?」と聞いてくれて、たくさんの社員の方に会わせていただきました。多分、総勢30人くらいですかね。それぞれが仕事に熱く、面白い人ばかりで「この人達と一緒に働きたい!」と心から思えました。

◎大手IT企業で爆裂成長! 一人前になった先に”見えた”もの

ーー 無事にIT系事業会社に入社したスワンさん。デザイナーとして働くこと、理想と現実に違いはありましたか?

入社後はイメージどおりに働けました。元々入社時には「1年目で基礎をつけて、2年目で各デバイス担当を経験し、3年目で立ち上げから一人でサービスを担当したい!」という目標を掲げていて。最初は研修があるんですけど、順位がついて上から順に抜けていけるんですよ。すぐに抜けて現場に入りたい!という一心でめちゃめちゃ頑張って1位をとり続けることに固執しました。同じ気持ちの同期も多くて、全員鼻息荒めでした(笑)。仲は良いんですがライバル意識が高く、競い合ってみんな上を目指していました。

ーー まさに切磋琢磨!青春スポ根系ですね……!お仕事ではどんなことが印象に残っていますか?

まずはUIデザイナーとして初めてのお仕事となった「Webサイト制作サービス」のプロジェクトですね。30人規模の大きな開発チームで、リリースまで1年ほどかかりました。しかもチーム全体のうち女性は私一人。周りに負けないようにめっちゃ頑張りました。その時はユーザーが使うウェブサイトのスキンを何十個も作りました。

2年目の中頃に上司のデザイナーがプロジェクトを抜けて、自分がアプリのデザインの専任をすることになったんです。ここからどっぷりネイティブアプリのUIデザインの道に進みました。大変な分、かなり底力は付きましたね。また、サービス運用の難しさを知れたことは大きな経験となりました。自分たちはすごく良いサービスだと思っていたのですが、利用者を増やすのは一筋縄ではいかなかったです。

ーー チームに女性1人!タフになれそうです……。

その後携わったのは代表者が女性のプロジェクトだったんですけどね。社内で子会社を起業した方のプロジェクトにデザイナーとして出向し、参画しました。入社当初の目標どおり「サービスデザインを一人で担当する」ということを叶えたかったので、担当できてすごく嬉しかったです。基本の仕事はマッチングアプリの制作だったのですが、会社のHPからSEO対策、広報などなんでもやりましたね。同じ社内だけど転職したようで、新鮮な気持ちになりました。これはこれで大変でしたが、良い経験になりました。

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ーー デザイナーとしてどんどん任されることが増えていき、理想的なステップアップのようですが、なぜ転職を意識したのでしょうか?

 残念ながら、そのアプリがクローズすることになってしまい……。ふと次のことを想像した時に「あれ、私なんでデザイナーしているんだっけ?」って立ち止まったんです。今まではデザインの仕事なら何でも楽しくて、そんなこと考えてもいなかったのですが。今までやってきたことを振り返って、1年目に掲げたゴールに差し掛かっているからこそ改めて「本気でやりたいこと」をよく考えました。

 考えた結果、自分はエンタメ関連よりも「人の役に立つ」ほうへシフトしたいんだなと気づきました。マッチングアプリは誰かの人生に関わる社会的に大変有意義なサービスだったので、さらに実生活に直に関係するインフラや金融、不動産などのサービスをやってみたくなったんです。例えるなら、私の母でも使うようなサービスが作れたらいいなと。

視野を広げてチャレンジしたい、と思って転職に至りました。入社して5年目に入る直前です。サービスのクローズに伴い転職、だったので、引き継ぎのないタイミングで転職できました。

◎本当にやりたいことってなんだろう?転職活動の不安と決意

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▲スワンさんのUI作品はiPadで見せられるようにまとめられている

ーー いろいろ経験して、数年前とはやりたいことが変わったんですね。転職活動はどのように進めたのですか?

とりあえず転職経験のある先輩にお話を聞きに行ったり、転職サイトを眺めてみたり。転職を志してからは知り合い経由でお話をいただくことも多かったですね。タイミングよくお話は来るもので……!会社探しの感覚は新卒の就活とあまり変わらなかったです。以前と同じように、各社の社員に会えるだけ会いに行きました。

ーー 転職することに不安はありましたか?

めちゃめちゃ不安でしたよ!何よりとても良い会社だったので「本当に今の会社より合うところはあるのか」ということも考えました。自分を納得させるために「わざわざ会社をやめる理由」が本当にあるのか何度も考えて言語化しました。自分の性格上、まずは自分を説得しないと前に進めなかったんです。

ーー そのときフリーになろうとは思わなかったのですか?

思いませんでした。(きっぱり) フリーになったら、フィードバックをくれる人もエンジニアも周りにいないので。単独のデザイナーとしてプロジェクトに携わっていたときに「一人の辛さ」を感じました。キャパの限界もあるし、自分ができることの範囲内でやってしまうので、一人でできることって小さくなってしまいがちだと思ったんです。成長が止まりそうなことが怖い、ということもありました。

一人になるのはいつでもできることだし、今は「チームでサービスを作り上げたい」という思いがありました。なので「デザイナーが一人以上いる」ということが転職先に求める条件のひとつでしたね。

ーー 「一人になるのはいつでもできる」、そのとおりですね。ハッとしました。

◎転職先の決め手はやっぱり人!入社前に「働く人ととにかくたくさん話した」

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ーー 現在(2018年)はメルカリのグループ会社「株式会社メルペイ」でUIデザイナーとして働くスワンさん。このお仕事を選んだきっかけは何だったのでしょうか?

行っている事業、会ってお話した人、どちらにも惹かれました。今まで金融関連のことは全く知らなかったので「なんてすごいことをしようとしているんだ!」と感激しました。元々日本は比較的フィンテックが遅れていたこともあり、「暮らしに貢献しよう」という思いに感銘を受けました。「信用を創造する」というビジョンにも共感できて、人のためになるお仕事ができそうだと感じたのが決め手のひとつです。金融は法律も厳しいので、デザイン的にもいままでになかったチャレンジができそうで、ワクワクしました。

また、CTOとの面談がすごく印象深かったです。これでもかというくらい知識も引き出しも果てしない方で、面談を受けている側なのに話に釘付けでずっと興奮していたの覚えています。自分が美大卒であることを伝えると、「現代美術の売買をブロックチェーン化できないか考えている」ということを話してくれて。今まで美大の話をしても、そんなことを言われたことはなくて衝撃でした!デザイナーさんたちも初めて会うタイプの人が多くて、楽しそうだと素直に思えました。前職に入社する際もそうでしたが、選考時にいろんな人に会って話して、自分が行く場所が間違いないかしっかりと確かめたいんですよね。それを叶えてくれる会社でした。

ーー 今はどんなお仕事をされているんですか?

詳しくは言えないのですが、今はToBの決済システムデザインをしています。今まではToCで働くことが多かったので、法人向けのシステムは新しい事だらけでとても楽しいです。現状、ToBサービスのUIデザインはあまり対外的に出てくることも少なくToCに比べて知見も少ないので、その流れを変えていくという部分でもやりがいを感じています。

 外出することもあります。自分は小売業の経験がないので、実際店舗に出向いてお客様のお話を聞きにいったり、電子決済が一般化している中国に視察に行ったり。中国に行ったときは決済周りのシステムがすごすぎて、悔しさすら感じました……!「日本も絶対できる!」と信じて、それをモチベーションに頑張っています。

ーー 会社が変わって、前職と雰囲気の違いは感じますか?

 全然違いますね!それぞれの良さはあるのですが、メルカリグループは「エンジニアが立ち上げた企業」であるのが大きく社風に反映されているように思えます。社内ツールは全て自社製だったり、極力会議を減らしたり、業務に集中できる環境を徹底的に作り上げています。個人の自由と裁量が多い代わりに、責任の重さもセットです。でもそれを楽しめる人が集まっている感じがします。グローバルメンバーも多く同時通訳アリのミーティングがあることなど、外資感があることも特徴のひとつですね。海外の方と働くのも自分にとっては新しくて面白いです。

 ただ、前職でも今の会社でもどちらの会社にも言えるのは、「素直でイイヤツ」ばかりなこと!本当に人に恵まれていると思います。

ーー 色々な環境の変化もありますが、転職に後悔はないですか?

 「転職して良かった!」と胸を張って言えます。前職での経験は、「当時の自分」にとって必要なことで、「今の自分」にとってはこの会社がしっくり来ています。考え方は時間が経てば変わるし、自分の変化に合わせて環境も変えていくことが「やりたいことをやる」秘訣なのかな、と思います。

◎やりたいことに対して妥協は無用!デザインもアートもどっちもやる

ーー スワンさんが本業の他に行っていることを教えてください。

 本業のUIデザイナーの他にも、作家としてギャラリーに所属しています。絵を描いたり、インスタレーションを制作したり、作っている作品のベースは学生時代と一貫しています。前職の頃はビエンナーレなど芸術祭にも参加していました。

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▲廃校に廃米が敷き詰められ、割り箸が吊るされているインスタレーション作品。お米を用いた作品が多いとのこと。

ーー すごい!どちらかひとつにしなきゃ、と考える人が多い中、正社員として働きながらプロのアーティストとしても活動しているんですね。

アート活動は、リフレッシュにもなっていて、今後もライフワークとして続けていきたいと思っています。デザイン、アート、どちらかひとつになったら飽きてしまいそうで。アートもデザインと同じように社会的な側面と捉えるものだと思うので、やっていることに大きな違いは感じていません。大変だと感じることはありますけどね。

ーー その他副業はされていますか?

デザインの副業もしていますよ。今本業でやっていることがまだリリースされていないので、実績公開可能なものを優先的に受託しています。あと、本業と違うタイプのことを経験できることもやりたくて。副業していると経験値が3倍になる感じがします……!お金よりも、経験が欲しいんです。契約書や請求書の発行なども、会社ではやらないことなので勉強になっています。ちなみに今やっているのは動画関係のプロジェクトです。

ーー 確かに、決済関係の仕事だと、なかなか動画に携わる機会はないですもんね……!チャレンジ精神がすごい。どうすればそんなにいろんなことをできる時間を捻出できるんですか?

まだまだトライアンドエラー中なのですが、時間管理はとにかく徹底しています。本業をクオリティを落とさずに定時で終わらせることを第一に、無駄なこと、わざわざ自分がやらなくても良いことがないか常にチェックしつつ、仕事でもプライベートでも自動化できることには積極的に投資しています。他にも人に会うなら飲み会よりは朝やランチを使ったり、読書などインプットはなるべく移動中のスキマ時間で確保したりするなど工夫しています。そうやって捻出した時間を、丸っと1日絵の制作に当てたり副業に当てたりとしています。

ただ、ずっと気を張り詰めていると疲れちゃうのでだらだらする日ももちろんあります!そこも含めてなるべく全体を管理するように気をつけてはいますが、まだまだ自分の中でも時間捻出は課題が多いですね。

ーー スワンさんがデザイナーとして”やっていて良かった”と思うことはなんですか?

好奇心のままなんでもやってきて良かったです!「デザイナーは総合格闘技」だと思っています。デザインの技術以外にも、コミュニケーションスキル、ビジネススキル、プロジェクトマネジメント、数字を読む力……意外かもしれませんがデザイン以外のスキルがあればあるだけデザインのアウトプットに役立つんですよ。できることの幅が広がると、それだけ仕事の選択肢も広がります。自分は本当にコミュ障なんですが、とにかく仕事を選べるようになるためになんでもやってました。ブログを書いて発信したり、登壇したり、ときにはWeb番組の司会なんかも……!おかげでいろんな意見を言えるようになったり、社内外でも幅広く提案やお誘いをいただけるようになりました。

良いデザインのためならどんな手段も使ってやる!っていう気持ちがとても強いです。例えばエンジニアやマーケターからの情報を得ないと納得できるデザインができないなら、人見知りにも打ち勝って、制作物やサービス改善のためにお話を聞いたりアプローチしたりできるんですよね。

ーー 逆に、やっておけば良かったと思うことはありますか?

 留学はしたかったですね。短期留学しかしていないので、現地に住んで自分がマジョリティじゃない生活をしてみたかったです。視野が広がりそう。

あと、制作会社のデザイナーも経験してみたかったです!制作会社だと物量をとにかくこなす、いろんな系統のデザインに携われる印象があるので、短期間ですごい量の経験が積めるんだろうなと。それは本当に羨ましいですね。

ーー 確かに、事業会社との大きな違いがありますね!でも無いものねだりな部分もある気がします(笑)。

ーー 最後に、今転職を考えているデザイナーの方に一言お願いいたします。

転職先を決めるときに、「3年後も自分が楽しんで仕事ができそうか?」を考えてみてください。よく10年後が指標に上がりますが、ちょっと長すぎると思います。自分もそうでしたが、考え方はけっこう変わるものなので。

「転職は失敗したら後がない」と思っている方が多いんですが、私は失敗してもOKだと思います。いろいろやってみた結果後悔しても、自分が責任を取れれば良いだけなのではないでしょうか。やりたいことって多くの場合「明日やろう」と思えば、明日できちゃうんですよ。動くか動かないかが大きいです。自分もめっちゃビビってましたけど、やってみたら「転職ってこんな感じか」ってなりました。自分を信じて「えいや!」してみること、オススメです。

あとは前述にもあるのですが、まず自分自身を納得させることは大切です。思考を丁寧に言語化して、自分が今何に不満を持っているのか、何を欲しているのかを基に条件をスッキリさせて進むと、ブレないで就職活動ができると思います。

ーー スワンさん、ありがとうございました!

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 スワンさんは明るく華やかな女性なのですが、話してみると想像以上に情熱にあふれている方でした。プランニングやリスクヘッジをしっかりしている反面で新しいことに飛び込む勇気を持ち合わせている、そのバランスが現代を生き抜くデザイナーとして優れていらっしゃるなぁと感じました。転職への不安はどうしてもゼロにはなりませんが、スワンさんのように考えを整理できれば自分のことを信じて行動できそうです。仕事のやりがいと感じるものは人それぞれ。まずは自分の経験に応じた変化と向き合うことが、納得のいく転職のための第一歩かもしれません。

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(2018.11.19)

著者

ビビビットむろうち

株式会社ビビビットにて就職+転職アドバイザー/マーケターをやっています。デザインと呼ばれるものは幅広くカバーしています!好きなものはインターネット。 Twitterの中の人→ https://twitter.com/vivivit_chuto

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